概要:
本科目では,学生が民間企業,政府・地方自治体,公益法人等(以下,「企業等」という)において,原則現場で実習・研修を行い,実社会での就業を体験する。校外実習の目的は,企業等での就業体験を通して,学生の学習意欲を向上させるとともに,高い職業意識を涵養し,責任感や自立心などを醸成することにある。
授業の進め方・方法:
1)本科目を履修しようとする学生は,受入企業等の調査を行い,実習先の決定等について,担任と相談する。
2)本科目の意義と目的,実習・研修中の注意事項等に関する事前教育を受ける。
3)長期休業中(2学期後半を含む)に,5日以上18日未満の実習・研修等を企業等で実際に行う。
4)本科目を履修した後,別途定める①校外実習報告書,②校外実習日誌,③校外実習証明書を提出する。なお,これらの書式は本校ホームページ/在校生向けページよりダウンロードする。
5)校外実習報告会(又は面接による試問)において,実習・研修等の成果を報告する。
注意点:
授業計画の日程は実際に日程と異なるため,校外実習を履修する学生は担当教員からの連絡をよく聞いておくこと.
また実習は原則として無報酬とする。
感染症の状況により,やむを得ず全部又は一部を遠隔授業とする場合がある.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 3 | |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 3 | |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 3 | |
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。 | 3 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 3 | |
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 3 | |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 3 | |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。 | 3 | |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 3 | |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 3 | |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 3 | |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 3 | |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 3 | |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 3 | |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 3 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 3 | |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 3 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 3 | |