計算機工学B

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 計算機工学B
科目番号 35005 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 5
開設期 2nd-Q 週時間数 2
教科書/教材 コンピュータアーキテクチャの基礎(柴山潔・近代科学社)
担当教員 三宅 常時

到達目標

(1)プロセッサとデバイスコントローラの通信方法について図解できる。(2)NMOS型SRAMの基本構造について図解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1プロセッサとデバイスコントローラの通信方法、バスの実現方法、デバイスドライバについて図解できる。プロセッサとデバイスコントローラの通信方法、デバイスドライバについて図解できる。プロセッサとデバイスコントローラの通信方法について図解できる。プロセッサとデバイスコントローラの通信方法について図解できない。
評価項目2バイポーラSRAM、NMOS型SRAM、CMOS型SRAMの基本構造について図解できる。バイポーラSRAM、NMOS型SRAM、CMOS型SRAMの基本構造について図解できる。バイポーラSRAM、NMOS型SRAM、CMOS型SRAMの基本構造について図解できる。NMOS型SRAMの基本構造について図解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第2学期開講
現代のコンピュータシステムは、ハードウェアとソフトウェアの両機能によって構成されている。本講義では、コンピュータシステムにおけるハードウェアとソフトウエアの機能分担方式を「コンピュータアーキテクチャ」と定義し、その基本的な設計手順や構成方法について理解する。
授業の進め方・方法:

課題に付いては自らの探求を求める。学習単位なのでレポートを中心に授業で取り上げていない課題を提示する。ネットワークアーキテクチャ・セキュリティー等を中心に置く。
レポートの内容を試験範囲に含める。
注意点:
電気回路・電子回路・情報工学・情報数学の知識が必要である。
論理回路の知識が必要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
2ndQ
9週 プロセッサとデバイスコントローラの通信方法について説明する。 プロセッサとデバイスコントローラの通信方法について図解ができる。
10週 デバイスドライバについて説明する。 デバイスドライバについて図解ができる。
11週 バッファリングについて説明する。 バッファリングについて図解ができる。
12週 バイポーラ型SRAMについて説明する。 バイポーラ型SRAMについて図解ができる。
13週 CMOSについてについて説明する。 CMOSについてについて図解ができる。
14週 総合的なまとめ 入出力管理とメモリアーキテクチャのまとめ
15週 定期試験
16週 答案返却 解答解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野情報通信ネットワークプロトコルの概念を説明できる。4
プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。4
ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。4
インターネットの概念を説明できる。4
TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。4
主要なサーバの構築方法を説明できる。4
情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できる。4
ネットワークを構成するコンポーネントの基本的な設定内容について説明できる。4
無線通信の仕組みと規格について説明できる。4
有線通信の仕組みと規格について説明できる。4
SSH等のリモートアクセスの接続形態と仕組みについて説明できる。4
基本的なルーティング技術について説明できる。4
基本的なフィルタリング技術について説明できる。4

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力60400000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000