社会科学Ⅰ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 社会科学Ⅰ
科目番号 0001 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 畑村洋太郎著『技術大国幻想の終わり』(講談社)
担当教員 岩元 修一

到達目標

①現代科学の考え方や科学技術の特質,科学技術が社会や自然環境に与える影響について説明できる。   
②社会や自然環境に調和し,人類にとって必要な科学技術の在り方に関する考え方を説明できる。       
③環境問題,資源・エネルギー問題,南北問題,人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1人間活動の変化が社会や現代科学の考え方や科学技術の特質,科学技術が社会や自然環境に与える影響について,詳細な基礎知識と破綻のない論理をもとに正確に説明できる。現代科学の考え方や科学技術の特質,科学技術が社会や自然環境に与える影響について,詳細な基礎知識をもとに説明できる。現代科学の考え方や科学技術の特質,科学技術が社会や自然環境に与える影響について,6割台の基礎知識をもとに説明できる。現代科学の考え方や科学技術の特質,科学技術が社会や自然環境に与える影響について,十分に説明できない。
評価項目2社会や自然環境に調和し,人類にとって必要な科学技術の在り方について,詳細な基礎知識と破綻のない論理をもとに正確に説明できる。社会や自然環境に調和し,人類にとって必要な科学技術の在り方について,詳細な基礎知識をもとに正確に説明できる。社会や自然環境に調和し,人類にとって必要な科学技術の在り方について,6割台の基礎知識をもとに正確に説明できる。社会や自然環境に調和し,人類にとって必要な科学技術の在り方について,十分に説明できない。
評価項目3環境問題,資源・エネルギー問題,人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について,詳細な基礎知識と破綻のない論理をもとに正確に説明できる。環境問題,資源・エネルギー問題,人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について,詳細な基礎知識をもとに正確に説明できる。環境問題,資源・エネルギー問題,人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について,6割台の基礎知識をもとに正確に説明できる。環境問題,資源・エネルギー問題,人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について,十分に説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第1学期開講
 グローバル化が進む世界の中で,日本の技術は今,どのような位置にあるのか? いま求められている技術とはどのようなものなのか? これからの日本の生きる道を考えてみようという内容です。
授業の進め方・方法:
上記の教材を主とし,必要に応じて配布する資料を従として,班ごとの報告と質疑応答を軸に授業を進めます。事前の準備と授業への参加,授業の後の整理をしっかりお願いします。中間試験は実施しません。再試も予定していません。評価を含めた授業の詳細については,最初の授業で説明します。
注意点:
授業は班ごとに報告を行い,個人で質疑に参加し,内容を毎回整理する形式ですから,特に質疑と整理に積極的に参加できない場合,評点は低くなります。注意して下さい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 導入・授業の進め方の確認 シラバスの内容を説明できる。
2週 プロローグ プロローグを読み,内容を説明できる。(16)
3週 1-1:エネルギーと食料 1-1を読み,エネルギーと食料に関する現状と課題を説明できる。(12)
4週 1-2:自然災害 1-2を読み,自然災害に関する現状と課題を説明できる。(6*)
5週 1-3:人口と社会階層 1-3を読み,人口と社会階層に関する現状と課題を説明できる。(10)
6週 1-4:産業構造の変化 1-4を読み,産業構造に関する現状と課題を説明できる。(8*)
7週 1-5:産業が停滞する理由 1-5を読み,産業が停滞する理由について説明できる。(16)
8週 2-1:日本がこれから意識すること 2-1を読み,日本がこれから意識することについて説明できる。(18)
2ndQ
9週 3-1:市場のあるところでつくる 3-1を読み,市場のあるところでつくることについて説明できる。(10 )
10週 3-2:それぞれの社会が求めている商品を売る 3-2を読み,それぞれの社会が求めている商品を売ることについて説明できる。(20 )
11週 3-3:日本の経験を売る 3-3を読み,日本の経験を売ることについて説明できる。(11 )
12週 3-4:ものづくりと価値 3-4を読み,ものづくりと価値について説明できる。(27 )
13週 3-5:決定的なのはトップとエピローグ 3-5を読み,決定的なのはトプについて説明できる。(13 )
14週 全体のまとめ 各人で,班ごとで,日本のこれからについて説明できる。
15週 学期末試験
16週 答案返却ほか

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表振り返り態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合443026000100
基礎的能力443026000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000