現代社会A

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 現代社会A
科目番号 0004 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 前期:4
教科書/教材 高等学校改訂版 新現代社会(第一学習社) 標準高等地図ー地図で読む現代社会ー(帝国書院)
担当教員 山下 祐志

到達目標

① 社会科の基礎的知識として、例えば日本の県名や都市名、世界の首都が正しく書ける。       
② 環境問題や時事問題、国際政治・経済の動向に関心を持つことができ、これらに関する新聞記事や報道の論調を理解できる。                          ③ 青年期の発達課題を自覚できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1地図帳学習をとおして、基礎的な事項はほとんど解答できる。地図帳学習をとおして、基礎的な事項は7割以上解答できる。地図帳学習をとおして、基礎的な事項は6割以上解答できる。地図帳学習をとおして、基礎的な事項が半分も解答できない。
評価項目2環境問題や時事問題、国際政治・経済の動向について、その歴史的背景や課題を説明できる。環境問題や時事問題、国際政治・経済の動向について、その概要を説明できる。環境問題や時事問題、国際政治・経済の動向について、その概要を説明できる。環境問題や時事問題、国際政治・経済の動向について、関心をもつことができるが、知識が不足している。
評価項目3青年期の発達課題について十分な知識があり、主体的に日々の生活を営むことができる。青年期の発達課題についてある程度の知識があり、意識して日々の生活を営むことができる。青年期の発達課題についてある程度の知識があり、青年期の重要性は理解できる。青年期の発達課題について多少の知識はあるが、日々の生活と結びつけて考えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第1学期開講
本講義は,高専5年間で学習する社会科諸科目の導入的な役割も担っている。したがって,教科書の内容に制約されずに,広く自由な観点から現代社会の諸相を多面的にとらえ,社会科学一般の基本的な考え方やセンスを身に付けてもらえるよう工夫したいと思う。
授業の進め方・方法:
小テストを行いながら,丁寧に,予習よりも復習を重視して授業を展開していく。内容等については,概要や注意点,授業計画を参照されたい。
注意点:
基礎的な学力を身に付けるため小テストを繰り返すので,予習よりも復習が大切である。小テストの問題は定期試験の一部分として出題するので、小テストそのものの成績は評価しない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 導入 シラバスの意図するところが概ね理解できる。
2週 わたしたちの生きる社会 今日の地球環境問題には、どのようなものがあるか理解できる。
3週 わたしたちの生きる社会 環境保護のための国際条約の数々について、その歴史的推移を含めて理解できる。
4週 わたしたちの生きる社会 今日の資源・エネルギー問題について、国際的な動向とわが国の課題を理解できる。
5週 わたしたちの生きる社会 バイオテクノロジーの進歩と生命操作について、その可能性と課題を理解できる。
6週 わたしたちの生きる社会 ユビキタス社会の諸相と留意点について理解できる。
7週 調整とまとめ これまでの学習内容を総括できる。
8週 中間まとめ 前半のまとめとしてレポートを作成する。
2ndQ
9週 現代社会と青年の生き方 青年期の特徴について、概略を理解できる。
10週 現代社会と青年の生き方 青年期の発達課題(アイデンティティの確立)について理解できる。
11週 現代社会と青年の生き方 青年期の発達課題(キャリア開発)について理解できる。
12週 現代社会と青年の生き方 防衛機制と社会的適応、パーソナリティの形成の関係について理解できる。
13週 現代社会と青年の生き方 青年期を自分自身の問題として考えることができる。
14週 地図帳学習 半島名や海流名など、地図帳を示せば名称を答えることができる。
15週 学期末試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000