倫理B

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 倫理B
科目番号 0007 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 倫理(竹内整一ほか、東京書籍)
担当教員 山下 祐志

到達目標

① 授業で取り扱う古今東西の思想家について、その特徴を示すキーワードが理解でき,他の思想家との区別ができる。                                ② 授業で取り扱う古今東西の思想家について、その思考回路の概略が説明できる。             
③ 学習内容を学校生活や社会生活の中で応用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1キーワードを示せば、それは誰に関係するものか、即座にほとんど解答できる。キーワードを示せば、それは誰に関係するものか、選択肢がなくても、ある程度は解答できる。キーワードを示せば、それは誰に関係するものか、選択肢があれば、ある程度は答えることができる。キーワードを示せば、それは誰に関係するものか、選択肢があれば、代表的な思想家についてのみ解答できる。
評価項目2時代背景を含めて、思想家の思考回路の概略を、論理的に他者にわかるように説明できる。時代背景を含めて、思想家の思考回路の概略を、概ね他者にわかるように説明できる。思想家の思考回路の概略を、ある程度論理的に他者にわかるように説明できる。思想家の思考回路の概略を、誰のことを説明しようとしているのか、推測できる程度に説明できる。
評価項目3学習した思想家の思考方法を活用して、実生活の諸問題を考察し、柔軟な対応策や解決の糸口を見出すことができる。学習した思想家の思考方法を活用して、実生活の諸問題を考察し、解決の糸口を構想することができる。学習した思想家の思考方法を活用して、実生活の諸問題を考察することができる。思想家の思考方法を学習したが、知識のレベルに留まっており、実際生活に応用する発想を抱くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第4学期開講
倫理の命題は、「見えるものの奧にある見えないもの」について考察を深めることであり、それを社会生活の中に活かしていくことである。この観点から、古今東西の思想家の思考回路を学習し、それらを参考にして、私たちの生き方について考える訓練を行う。
授業の進め方・方法:
小テストを行いながら,丁寧に,予習よりも復習を重視して授業を展開していく。内容等については,概要や注意点を参照されたい。
注意点:
科目の性格上、試験に記述問題を出題するので、平素のレポートの作成などを通じて、論点を整理し、他者にわかるように記述する能力を鍛えて欲しい。小テストの問題は定期試験の一部分として出題するので、小テストそのものの評価はしない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 実存主義 キルケゴールの思考回路が理解できる。
2週 実存主義 キルケゴールの思想の概要が説明できる。
3週 実存主義 ニーチェの思考回路が理解できる。
4週 実存主義 ニーチェの思想の概要が説明できる。
5週 実存主義 ヤスパースの思考回路が理解できる。
6週 実存主義 サルトルの思考回路が理解できる。
7週 実存主義 実存主義の主張点を概観できる。
8週 中間まとめ 前半の中間まとめとしてレポートを作成する。
4thQ
9週 仏教思想 縁起の法と無常・無我の教えの概要が理解できる
10週 仏教思想 親鸞の思考回路が理解できる。
11週 仏教思想 親鸞の思想の概要が説明できる。
12週 仏教思想 道元の思考回路が理解できる。
13週 仏教思想 道元の思想の概要が説明できる。
14週 仏教思想 日蓮の思考回路が理解できる。
15週 学期末試験 試験を行う。
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000