資格英語演習

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 資格英語演習
科目番号 0008 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Level-Up Trainer for the TOEIC Test ( Cengage Leargning )
担当教員 後川 知美

到達目標

TOEIC問題を通して文法と語彙の力を向上させ、コミュニケーション能力を身につける。
(1)TOEIC形式の問題を解くために必要な文法事項を理解できる。
(2)TOEIC形式の問題を解くために必要な語彙を理解できる。
(3)前年度取得したTOEICスコアより50点以上アップさせる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1TOEIC形式の問題を解くために必要な文法事項を80%以上理解できる。TOEIC形式の問題を解くために必要な文法事項を70%程度理解できる。TOEIC形式の問題を解くために必要な文法事項を60%程度理解できる。TOEIC形式の問題を解くために必要な文法事項を理解できていない。
評価項目2TOEIC形式の問題を解くために必要な語彙を80%以上理解できる。TOEIC形式の問題を解くために必要な語彙を70%程度理解できる。TOEIC形式の問題を解くために必要な語彙を60%程度理解できる。TOEIC形式の問題を解くために必要な語彙を理解できていない。
評価項目3TOEICにおいて目標点の80%以上取得できる。TOEICにおいて目標点の70%程度取得できる。TOEICにおいて目標点の60%程度取得できる。TOEICにおいて目標点を取得できていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
TOEICは英語によるコミュニケーション能力を総合的に評価できるテストとして、海外で事業を展開する企業や、留学者の選抜、大学編入試験などで積極的に採用されています。また、TOEICでは、情報をすばやく的確に処理する能力が問われたり、ビジネス系の表現が多用されるといった特徴があります。TOEICの出題傾向や語彙レベルをリアルに再現したテキストの問題を解きながら、このような特徴をつかみましょう。これまで習ってきた文法の知識や語彙力も多いに活用しながら、さらなる英語力を身につけてください。
授業の進め方・方法:
【授業】TOEICによく出る語句や文法事項を学習しながら各パートを解答し、出題傾向を学びます。さらにトレーニングを通じて理解を深めます。
【定期テスト】TOEIC形式の問題を中心に出題します。
【TOEIC】前年度のスコアから50点以上アップを目標にしましょう。日々の学習時間を確保し、予習復習を欠かさないようにしてください。学外で定期的に実施される公開テストを少なくとも1回は受験してください。公開テストの結果は後期成績に反映されます。
 
注意点:
積極的な課題発表姿勢を評価します。間違いを恐れずにチャレンジしてください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 導入:授業の概要説明、学習の進め方、教材の使い方、評価基準と評価方法、TOEICについてなど。 シラバス内容を理解する。授業の概要と学習方法を知る。
2週 Unit 1 テスト形式を知る
写真問題の攻略ポイントを理解できる。応答問題の攻略ポイントを理解できる。
3週 Unit 1  テスト形式を知る 会話・説明文問題、短文穴埋め問題、長文穴埋め問題の攻略ポイントを理解できる。
4週 Unit 2 基本戦略① 人・物・風景のチェックポイントを理解できる。最初の音のかたまりをキャッチできる。
5週 Unit 2 基本戦略① 文法問題と語彙問題の違いを理解できる。
6週 Unit 3 基本戦略② 場面をイメージしながら聞くことができる。生活語彙を聞き取ることができる。
7週 小テスト これまでの学習内容の定着状況を確認する。
8週 Unit 3 基本戦略② 時間配分を意識することができる。高難度の文書や設問を見抜くことができる。
2ndQ
9週 Unit 4 英文の基本構造を見抜く 進行形を聞き取ることができる。音トラップと連想トラップを理解できる。
10週 Unit 4 英文の基本構造を見抜く 全体を問う設問の特徴を理解できる。表・リスト・フォームを読むことができる。
11週 Unit 5 解答根拠の登場順 さまざまな主語を聞き取ることができる。Wh疑問文を聞き取ることができる。
12週 Unit 5 解答根拠の登場順 名詞が正解の品詞問題の攻略ポイントを理解できる。チャット形式に馴染むことができる。
13週 Unit 6 正解の言い換えパターンを知る 前置詞を聞き取ることができる。Yes/ No 疑問文を聞き取ることができる。
14週 Unit 6 正解の言い換えパターンを知る 正解の言い換えパターンを理解できる。形容詞・副詞が正解の品詞問題の攻略ポイントを理解できる。
15週 期末試験 これまでの学習内容の定着状況を確認する。
16週 試験返却、解答解説、まとめ 理解度や得意・不得意を知る。全体を振り返り、取組方法の改善と今後の目標設定に役立てる。
後期
3rdQ
1週 Unit 7 機能疑問文を聞き取る 現在完了形を聞き取ることができる。留守番電話メッセージの流れを理解できる。
2週 Unit 7 機能疑問文を聞き取る 主述の一致と態を見抜くことができる。社内メモの特徴を理解できる。
3週 Unit 8 動詞の時制を見極める 受動態を聞き取ることができる。選択疑問文を聞き取ることができる。
4週 Unit 8 動詞の時制を見極める スケジュール変更や交通情報、図表問題を理解できる。
5週 Unit 9 接続詞 vs.前置詞 種類の名詞や付加疑問文、否定疑問文を聞き取ることができる。
6週 Unit 9 接続詞 vs.前置詞 交通機関のアナウンスやイベントへの誘いの特徴を理解できる。
7週 小テスト これまでの学習内容を振り返り、定着状況を確認する。
8週 Unit 10 複数パッセージの攻略 行為の目的を推測できる。平叙文を聞き取ることができる。
4thQ
9週 Unit 10 複数パッセージの攻略 仕事の依頼や広告の特徴を理解できる。関係詞問題と代名詞問題を理解できる。
10週 Unit 11 接続副詞に強くなる 意外な正解を聞き取ることができる。曖昧な応答を聞き取ることができる。
11週 Unit 11 接続副詞に強くなる 求人・採用・ツアーの事前説明の特徴を理解できる。接続福祉の使い方を理解できる。
12週 Unit 12 NOT 型設問のコツ been と being を聞き分けることができる。質問で返す応答を聞き取ることができる。
13週 Unit 12 NOT 型設問のコツ トラブル処理や会議のスピーチの特徴を理解できる。語彙問題を見分けることができる。
14週 これまでのまとめ これまでの学習内容を復習し、定着状況を確認する。
15週 期末試験 これまでの学習内容の定着状況を確認する。
16週 試験返却・解答解説・まとめ 理解度や得意・不得意を知る。全体を振り返り、取組方法の改善と今後の目標設定に役立てる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオTOEICスコア合計
総合評価割合5020010020100
基礎的能力5020010020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000