プログラミングⅢ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 プログラミングⅢ
科目番号 0018 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 後期:4
教科書/教材 プリント配布
担当教員 三谷 芳弘,松坂 建治

到達目標

(1)関数の近似(ラグランジュ補間法・最小2乗法)を式を用いて説明できる.(2)微分方程式(オイラー法)を式を用いて説明できる.(3)積分(台形公式・シンプソンの公式)を式を用いて説明できる.(4)乱数(線形合同法)を式を用いて説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1関数の近似(ラグランジュ補間法,最小2乗法)をプログラムできる.関数の近似(ラグランジュ補間法,最小2乗法)を計算できる.関数の近似(ラグランジュ補間法,最小2乗法)を式を用いて説明できる.関数の近似(ラグランジュ補間法,最小2乗法)を説明できない.
評価項目2微分方程式(オイラー法)をプログラムできる.微分方程式(オイラー法)を計算できる.微分方程式(オイラー法)を式を用いて説明できる.微分方程式(オイラー法)を説明できない.
評価項目3積分(台形公式,シンプソンの公式)をプログラムできる.積分(台形公式,シンプソンの公式)を計算できる.積分(台形公式,シンプソンの公式)を式を用いて説明できる.積分(台形公式,シンプソンの公式)を説明できない.
評価項目4乱数(線形合同法)をプログラムできる.乱数(線形合同法)を計算できる.乱数(線形合同法)を式を用いて説明できる.乱数(線形合同法)を説明できない.

学科の到達目標項目との関係

JABEE (c) 説明 閉じる
教育目標 (B)① 説明 閉じる

教育方法等

概要:
第4学期開講
基本的な数値計算について理解する.ラグランジュ補間・最小2乗法,オイラー法,台形公式・シンプソンの公式,線形合同法について理解する.
授業の進め方・方法:
配布プリントに基づいて授業を進める.小テストとして確認と課題を課すので,必ず提出すること.また,レポートを課すので,独自に工夫してまとめること.C言語の基本的な文法知識が必須である.C言語の教科書を携帯することを助言する.各項目ごとにプログラミングの演習課題を課す.演習課題を行うことにより知識の定着を図る.数値計算を理解するためには,図や模式図等を用い,その状況や動作を説明できることが重要である.
注意点:
数値計算は,コンピュータを用いた計算をする際には是非とも習得すべき学問である.数値計算を理解すると,プログラミングの基本的な考え方が自然と身に付く.また,プログラミング能力を伸ばすためには必須である.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 関数の近似 ラグランジュ補間法をプログラミングできる.
2週 関数の近似 最小2乗法をプログラミングできる.
3週 微分方程式 オイラー法をプログラミングできる.
4週 積分 台形公式をプログラミングできる.
5週 積分 シンプソンの公式をプログラミングできる.
6週 乱数 擬似乱数について説明できる.
7週 乱数 線形合同法をプログラミングできる.
8週 期末試験
4thQ
9週 試験返却,アンケート
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

期末試験小テストレポート合計
総合評価割合801010100
知識の基本的な理解206632
思考・推論・創造への適用力402244
汎用的技能202224
態度・志向性(人間力)0000
総合的な学習経験と創造的思考力0000