通信工学A

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 通信工学A
科目番号 0019 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 基礎電気回路II(川上正光、コロナ社)
担当教員 三宅 常時

到達目標

(1) 交流理論の基礎について計算できる。
(2)位置角ついて計算できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1交流理論の合成インピーダンス・アドミッタンスについて計算できる。交流理論の複素数計算について計算できる。交流理論の基礎について計算できる。交流理論の基礎について計算できない。
評価項目2分布定数回路の基本式の誘導及び位置角とその応用について導出・計算ができる。位置角とその応用について計算・図示ができる。位置角ついて計算ができる。位置角ついて計算ができない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE (c) 説明 閉じる
教育目標 (B)① 説明 閉じる

教育方法等

概要:
第3学期開講
通信工学の範囲は非常に広いが、本講義は情報伝送の基礎に関するものである。世界標準化されたネットワークが日常的に広く活用されている。情報通信ネットワークの中心的なものの一つがコンピュータネットワークである。コンピュータを結びつけるデジタル通信技術は、通信理論や情報理論を基礎とし、データ通信の発展と共に目覚ましい進展を遂げてきた。 情報伝送の原理は過去から未来へ連続性を持って発展しており、その本質を理解すれば、今後の新しい技術の開発も可能となる。
授業の進め方・方法:
自学自習のためのレポートを課す。
課題に付いては自らの探求を求める。
レポートの内容を試験範囲に含める。
注意点:
電気回路の知識が基礎となる。
双曲線関数、三角関数、複素数の扱いに慣れておく必要がある。
波動現象の知識が必要となる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 直列回路の合成インピーダンスについて説明する。 直列回路の合成インピーダンスについて計算・図示できる。
2週 並列回路の合成アドミタンスについて説明する。 並列回路の合成アドミタンスについて計算・図示できる。
3週 波動方程式の導出について説明する。 波動方程式の導出について計算・図示できる。
4週 基本方程式の導出について説明する。 基本方程式の導出について計算・図示できる。
5週 位置角の定義について説明する。 位置角の定義について計算・図示できる。
6週 位置角による電圧分布の表示について説明する。 位置角による電圧分布の表示について計算できる。
7週 まとめ 分布定数回路の初歩についてまとめる
8週 定期試験
4thQ
9週 答案返却・解答解説
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000