到達目標
(1)浮動小数点表示を図を用いて説明できる.(2)数値計算に関連させて,誤差を説明できる.(3)連立1次方程式のプログラミング手法を説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 数値とIEEE754形式との変換を求めることができる.また,浮動小数点表示に関連させて,誤差を説明できる. | 浮動小数点表示のIEEE754形式を図を用いて説明できる. | 浮動小数点表示を図を用いて説明できる. | 浮動小数点表示を説明できない. |
評価項目2 | 代表的な誤差を計算と関連させて,説明できる. | 数値計算に関連させて,絶対誤差・相対誤差を説明できる.また,丸め誤差・情報落ち・けた落ち・打切り誤差を説明できる. | 数値計算に関連させて,誤差を説明できる. | 数値計算に関連させて,誤差を説明できない. |
評価項目3 | ガウスの消去法・LU分解法をプログラミングできる. | ガウスの消去法・LU分解法を式を用いて説明できる. | 連立1次方程式を求めることができる. | 連立1次方程式を求めることができない. |
学科の到達目標項目との関係
JABEE (c)
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教育目標 (B)①
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教育方法等
概要:
第3学期開講
基本的な数値計算について理解する.浮動小数点表示,数値計算の誤差,ガウスの消去法・LU分解法について理解する.
授業の進め方・方法:
配布プリントに基づいて授業を進める.小テストとして確認と課題を課すので,必ず提出すること.また,レポートを課すので,独自に工夫してまとめること.C言語の基本的な文法知識が必須である.C言語の教科書を携帯することを助言する.各項目ごとにプログラミングの演習課題を課す.演習課題を行うことにより知識の定着を図る.数値計算を理解するためには,図や模式図等を用い,その状況や動作を説明できることが重要である.
注意点:
数値計算は,コンピュータを用いた計算をする際には是非とも習得すべき学問である.数値計算を理解すると,プログラミングの基本的な考え方が自然と身に付く.また,プログラミング能力を伸ばすためには必須である.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
浮動小数点表示 |
浮動小数点表示を説明できる.
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2週 |
浮動小数点表示 |
数値とIEEE754形式との変換ができる.
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3週 |
数値計算における誤差 |
数値計算における絶対誤差・相対誤差を説明できる.
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4週 |
数値計算における誤差 |
丸め誤差,情報落ち,けた落ち,打切り誤差を説明できる.
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5週 |
連立1次方程式 |
ガウスの消去法を説明できる.
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6週 |
連立1次方程式 |
LU分解法を説明できる.
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7週 |
連立1次方程式 |
ガウスの消去法,LU分解法をプログラミングできる.
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8週 |
期末試験 |
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4thQ |
9週 |
試験返却,アンケート |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 期末試験 | 小テスト | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 10 | 10 | 100 |
知識の基本的な理解 | 20 | 6 | 6 | 32 |
思考・推論・創造への適用力 | 40 | 2 | 2 | 44 |
汎用的技能 | 20 | 2 | 2 | 24 |
態度・志向性(人間力) | 0 | 0 | 0 | 0 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 0 | 0 | 0 | 0 |