情報リテラシー

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報リテラシー
科目番号 0025 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「かんたん合格ITパスポート教科書」坂下夕里(インプレス)、「新・明解C言語入門編」柴田望洋(SBクリエイティブ)、プリント配布
担当教員 伊藤 直樹,松坂 建治

到達目標

本講義では、IT (Information Technology) に関する基礎知識および、C言語プログラミングに関す基礎知識を習得するとともに、IT 技術を活用できる力を身に付けることを目指す。

【目標レベル】
1) IT 技術に関わる基礎知識を習得することができる。
2) 学習した IT 技術を活用することができる。
3) C 言語を用いたプログラミングの基本について理解することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1IT 技術に関わる基礎知識について理解し、関連する問題に対し、8割以上解答することができる。IT 技術に関わる基礎知識について理解し、関連する問題に対し、7割以上解答することができる。IT 技術に関わる基礎知識について理解し、関連する問題に対し、6割以上解答することができる。IT 技術に関わる基礎知識について理解できず、関連する問題に対し、6割以上解答することができない。
評価項目2学習した IT 技術について、8割以上活用することができる。学習した IT 技術について、7割以上活用することができる。学習した IT 技術について、6割以上活用することができる。学習した IT 技術について、6割以上活用することができない。
評価項目3C 言語を用いたプログラミングの基本について理解し、関連する問題に対し、8割以上解答することができる。C 言語を用いたプログラミングの基本について理解し、関連する問題に対し、7割以上解答することができる。C 言語を用いたプログラミングの基本について理解し、関連する問題に対し、6割以上解答することができる。C 言語を用いたプログラミングの基本について理解できず、関連する問題に対し、6割以上解答することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
第1~4学期 開講
この講義では、IT 技術と簡単な C 言語によるプログラミングについて学びます。
授業の進め方・方法:
前期は IT パスポートのテキストを用いて学習する。講義で行った内容だけでなく、自学自習の時間を有効に活用して、多くの問題に取り組むことが望ましい。後期はプログラミング言語である C 言語の基礎を学ぶ。自らの力でプログラムを作成し、間違いを発見、修正するよう努めること。
注意点:
・講義で行った内容について、しっかりと復習を行うこと。
・継続的な取り組みを行うこと。
・演習問題について、繰り返し行うことで理解を深めること。
・レポートについて、期限を守ること。
・定期試験において、平均点が 60 点未満である場合を除き再試験は行わないので、普段からしっかりと自学自習に
取り組み試験に臨むこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
はじめに
学習の意義、講義の進め方、評価方法について理解できる。
2週 電子メール 演習室のパソコンの基本的な操作方法 (メールの設定含む) について理解できる。
3週 ハードウェア コンピュータ、入出力装置について理解し、例題について解答できる。
4週 Word (Microsoft) Word の概要および操作方法について理解し、文章を作成できる。
5週 Excel (Microsoft) Excel の概要および操作方法について理解し、表の作成、表計算を行うことができる。
6週 PowerPoint (Microsoft) PowerPoint の概要および操作方法について理解し、プレゼンテーションの資料を作成できる。
7週 ソフトウェア 基本ソフトウェア、応用ソフトウェアについて理解し、例題について解答できる。
8週 数の表現 2 進数、16 進数、文字コードについて理解し、例題について解答できる。
2ndQ
9週 ネットワーク ネットワークの概要、インターネットの仕組みについて理解し、例題について解答できる。
10週 データベース データベースの概要について理解し、例題について解答できる。
11週 セキュリティ セキュリティについて理解し、例題について解答できる。
12週 システム(1) システムの導入について理解し、例題について解答できる。
13週 システム(2) システムの開発について理解し、例題について解答できる。
14週 総合演習(前期) これまでの講義の内容について理解し、演習問題について解答できる。
15週 小テスト(1)、まとめ これまでの講義の内容について理解し、小テストについて解答できる。前期の学習事項のまとめを行う。
16週
後期
3rdQ
1週 UNIX UNIX コマンド、ファイル・ディレクトリ操作について理解し、例題について解答できる。
2週 C言語の概要(1) C 言語の概要について理解できる。
3週 C言語の概要(2) C 言語の概要について理解し、例題について解答できる。
4週 変数 変数について理解し、例題について解答できる。
5週 関数(1) 関数について理解できる。
6週 関数(2) 関数について理解し、例題について解答できる。
7週 if 文(1) if 文の基本的な使い方について理解できる。
8週 小テスト(2) これまでの講義の内容について理解し、小テストについて解答できる。
4thQ
9週 if 文(2) if 文について理解し、例題について解答できる。
10週 for 文(1) for 文の基本的な使い方について理解できる。
11週 for 文(2) for 文について理解し、例題について解答できる。
12週 while 文(1) while 文の基本的な使い方について理解できる。
13週 while 文(2) while 文について理解し、例題について解答できる。
14週 総合演習(後期)、総合課題 これまでの講義の内容について理解し、演習問題について解答できる。また、総合課題を解決することができる。
15週 定期試験
16週 答案返却、解答解説、まとめ
授業改善アンケート
試験解説により、間違った箇所を理解できる。
学習事項のまとめを行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テストレポート態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合302050000100
知識の基本的な理解 【知識・記憶、理解レベル】10102500045
思考・推論・創造への 適用力 【適用、分析レベル】20102500055