日本史A

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 日本史A
科目番号 0066 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「詳説日本史B」(山川出版社)、「図説日本史通覧」(帝国書院)
担当教員 濵本 千恵子,菊池 達也

到達目標

①19世紀までに欧米諸国が世界を一体化させていくなかで、日本がどのように対応したか、その概要を説明できる。
②19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。
③歴史に対する多様な見方を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限のレベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目119世紀までに欧米諸国が世界を一体化させていくなかで、日本がどのように対応したか、その概要を論理的かつ詳細に説明できる。19世紀までに欧米諸国が世界を一体化させていくなかで、日本がどのように対応したか、その概要を論理的に説明できる。19世紀までに欧米諸国が世界を一体化させていくなかで、日本がどのように対応したか、その概要を説明できる。19世紀までに欧米諸国が世界を一体化させていくなかで、日本がどのように対応したか、その概要を説明できない。
評価項目219世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を論理的かつ詳細に説明できる。19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を論理的に説明できる。19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できない。
評価項目3歴史に対する多様な見方や、異なる文化・社会が共存することの重要性について論理的かつ詳細に説明できる。歴史に対する多様な見方や、異なる文化・社会が共存することの重要性について論理的に説明できる。歴史に対する多様な見方や、異なる文化・社会が共存することの重要性について説明できる。歴史に対する多様な見方や、異なる文化・社会が共存することの重要性について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第1学期開講
江戸時代から明治時代における日本の歴史的展開を、当時の世界情勢をふまえ、かつ大きな時代的枠組みを意識しつつ、各時代の政治・社会を学習する。
授業の進め方・方法:
上記の教科書・資料集を参考にしつつ作成した配布プリントを利用しながら、講義形式で授業を進める。また必要に応じてDVDも利用する。理解度を確認するため、授業中に小テストを実施することがある。
注意点:
前の時間の授業で話した内容が次の時間にもつながっているケースが多いので、授業にのぞむ前に、前回講義の復習をしっかりやってほしい。また、授業では教員が話すことを聞くだけではなく、積極的に発言してもらいたい。ただし、授業に関係のない私語は厳禁。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・歴史学とは何か シラバスの内容を説明できる。歴史学の研究手法の概略について説明できる。
2週 江戸幕府の支配と構造 江戸幕府がどのような支配を行っていたか説明できる。
3週 江戸幕府の対外政策 江戸幕府がどのような対外政策を行っていたか説明できる。
4週 江戸時代の社会 江戸時代の社会のしくみについて説明できる。
5週 江戸幕府の動揺 江戸幕府がなぜ衰退していったか説明できる。
6週 欧米の台頭と日本の開国 日本がなぜ開国させられたのか、当時の世界情勢をふまえながら説明できる。
7週 江戸幕府の終焉 江戸幕府がどのように滅亡したのか、明治時代にどのようにつながっていったのか説明できる。
8週 中間まとめ 前半の内容を整理する。
2ndQ
9週 明治新政府の構想と展開 明治新政府が実施した諸改革について説明できる。
10週 憲法制定と国会開設に向けて どのようにして憲法が制定され、国会が開設されたのか説明できる。
11週 初期議会と政党政治の始まり 憲法制定・国会開設後における日本の政治について説明できる。
12週 条約改正 条約改正実現までの流れと、それが実現できた要因について説明できる。
13週 日清・日露戦争 明治期における日本の対外関係と、日清・日露戦争の背景・意義について説明できる。
14週 まとめ 後半の内容を整理する。
15週 学年末試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。1
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3

評価割合

試験小テスト発表態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合603001000100
基礎的能力603001000100
専門的能力000000
分野横断的能力0000000