英語表現ⅠA

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語表現ⅠA
科目番号 41020 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 1
開設期 3rd-Q 週時間数 4
教科書/教材 「DUALSCOPE English Expression Ⅰ」および「同Workbook」, 「Dual Scope 総合英語」, 「Data Base 4500」 (桐原書店)
担当教員 南 優次

到達目標

日常英語表現で用いられる基本的な英語の文法力と語彙力を養い、英語表現力および運用能力を高めることを目的とする。

(1)基本的な英語表現に用いられる文法項目や文構造を理解できる。
(2)基本的な英語表現に用いられる単語と熟語を発音し、書くことができる。
(3)既習の語彙と文法を用いて、まとまりのある英文を作り英語で表現することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的な文法項目や文構造を理解し、それらのルールに合わせて修飾語句、単語を応用した文を作ることができる。基本的な文法項目や文構造を理解し、それらのルールに合わせて単語を入れ替えた文を作ることができる。基本的な文法項目や文構造を理解し、それらを用いた最小限の文を作ることができない。基本的な文法項目や文構造を理解し、それらを用いた最小限の文を作ることができない。
評価項目21200語程度の基本的な単語、280語程度の熟語を発音し、書くことができる。1050語程度の基本的な単語、245語程度の熟語を発音し、書くことができる。900語程度の基本的な単語、210語程度の熟語を発音し、書くことができない。900語程度の基本的な単語、210語程度の熟語を発音し、書くことができない。
評価項目3自分の伝えたいことを表現するために既習の語彙と文法、接続語用いて、段落構成のあるまとまりのある英文を作ることができる。自分の伝えたいことを表現するために、既習の語彙と文法に加えて、接続語句を用いて英語で表現することができる。自分の伝えたいことを表現するために既習の語彙と文法を用いて、英文を作ることができない。自分の伝えたいことを表現するために既習の語彙と文法を用いて、英文を作ることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英語表現ⅠAは、日常的な英語表現に使用される語彙や文法規則を学ぶ。英語によるコミュニケーション能力の基礎である発音、文法、語彙については、講義と演習活動、小テストを実施する。
授業の進め方・方法:
・総合英語Ⅰと同様に「Data Base 4500」から指定した範囲で単語テストを行う。
・10月に実施するGTECに向けて、「ライティング」の対策を行う。
・必ず英和辞典を携帯し、わからない語句はすぐに調べること
(基本的に、テキストに出てくる単語はすべてわかっているという前提で授業を進める)。
・2年次での英検(準2級)の取得を目指し、授業を進める。
注意点:
中学校の英語学習では、説明されていない英語のルールについて学びます。これまでわからなかったこと、知らなかったことについて、新しい発見と喜びのある英文法の授業になることを期待しています。一方で、英文法の学習は日々の積み重ねです。毎日少しづつでも、英語に触れる時間を作るようにしましょう。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
はじめに
Pre Lesson:文の種類
・シラバスから学習の意義、授業の進め方、評価方法を理解する。
・英語表現の学習に必要な基礎知識を習得する
・英語の文の種類について理解し、それらを使った簡単な文を作ることができる
2週 Lesson 1:英語の型で表現する
Lesson 1:英語の型で表現する
・文の基本構成素とS+V / S+V+C / S+V+Oの構造を理解し、それらを使った簡単な文を作ることができる
・S+V+O+O / S+V+O+Cの用法を理解し、それらを使って簡単な文を作ることができる
3週 Lesson 1:英語の型で表現する
演習活動
・文の基本構成素と第1文型から第5文型までの用法を理解し、それらを使った簡単な文を作ることができる
・既習の学習事項を用いて、英語表現活動を行うことができる
4週 Lesson 2:さまざまな「時」を表現する
Lesson 2:さまざまな「時」を表現する
・do / did / will do and be going to doの使い方を理解し、それぞれを用いた簡単な文を作ることができる
・am doing / was doing / will be doingの使い方を理解し、それぞれを用いた簡単な文を作ることができる
5週 Lesson 2:さまざまな「時」を表現する
Lesson 2:さまざまな「時」を表現する
・am doing / was doing / will be doingの使い方を理解し、それぞれを用いた簡単な文を作ることができる
・have done / have been doingの使い方を理解し、それぞれを用いた簡単な文を作ることができる
6週 Lesson 2:さまざまな「時」を表現する
Lesson 2:さまざまな「時」を表現する
・have done / have been doingの使い方を理解し、それぞれを用いた簡単な文を作ることができる
・had done / had been doing / will have doneの使い方を理解し、それぞれを用いた簡単な文を作ることができる
7週 Lesson 2:さまざまな「時」を表現する
演習活動
・had done / had been doing / will have doneの使い方を理解し、それぞれを用いた簡単な文を作ることができる
・既習の学習事項を用いて、英語表現活動を行うことができる
8週 期末試験
答案返却・解答解説
前期のまとめ
試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合5020010020100
基礎的能力5020010020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000