国語ⅡB

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 国語ⅡB
科目番号 42002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「精選現代文 改訂版」(三省堂)、「精選古典B 改訂版」、「ステップアップ高校漢字問題集」(東京書籍)、「カラー版新国語便覧」(第一学習社)
担当教員 畑村 学

到達目標

1、文中のキーワードやキーセンテンスに線を引くことができる。
2、文章や事象を図解で表現することができる。
3、図解資料を使って簡単なスピーチやプレゼンテーションができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1文中のキーワードやキーセンテンスに8割以上の正答率で線を引くことができる。文中のキーワードやキーセンテンスに7割の正答率で線を引くことができる。文中のキーワードやキーセンテンスに6割の正答率で線を引くことができる。文中のキーワードやキーセンテンスに5割の正答率でしか線を引くことができない。
評価項目2文章や事象を構造的で複雑な図解で表現できる。文章や事象を構造的で的確な図解で表現できる。文章や事象を構造的で簡単な図解で表現できる。文章や事象を構造的で簡単な図解で表現できない。
評価項目3口頭のみ、あるいは資料を用いて、聞き手を引きつける説得力のあるプレゼンテーションができる。口頭のみ、あるいは資料を用いて、説得力のあるプレゼンテーションができる。口頭のみ、あるいは資料を用いて、プレゼンテーションができる。口頭のみ、あるいは資料を用いて、プレゼンテーションができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1年次に学習した、読む力、書く力、話す力、聞く力、考える力といった基本的な国語力を一通り学習しなおしながら、さらに読解力、図解力、プレゼンテーション能力を中心にレベルアップを目指します。
授業の進め方・方法:
授業では毎回学習内容に関係する作業がある。作業は個人の作業だけでなく、ペアワークやグループワーク等、アクティブ・ラーニングを多く取り入れる予定である。
注意点:
教科書は毎時間必ず持参して下さい。
授業では毎時間プリント(A3、あるいはA4サイズ)を配布します。ノートを準備する必要ありませんが、プリントを綴じるためのファイル(2つ穴ファイル)を準備してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス シラバスを用い、授業の概要、到達目標、成績評価方法を理解できる。
2週 読解と図解① 夏目漱石「こころ」(1)を、線を引き、キーワードを囲みながら読解する。
読解のための線の引き方を理解できる。
3週 読解と図解② 夏目漱石「こころ」(2)を、線を引き、キーワードを囲みながら読解する。
基本的な図解の方法を理解し、簡単な図解ができる①。
4週 読解と図解③ 夏目漱石「こころ」(3)を、線を引き、キーワードを囲みながら読解する。
基本的な図解の方法を理解し、簡単な図解ができる②。
5週 読解と図解④ 夏目漱石「こころ」(4)を、線を引き、キーワードを囲みながら読解する。
基本的な図解の方法を理解し、簡単な図解ができる③。
6週 読解と図解⑤ 夏目漱石「こころ」(5)を、線を引き、キーワードを囲みながら読解する。
基本的な図解の方法を理解し、簡単な図解ができる④。
7週 読解と図解⑥ 夏目漱石「こころ」(6)を、線を引き、キーワードを囲みながら読解する。
基本的な図解の方法を理解し、簡単な図解ができる⑤。
8週 読解と図解⑦ 夏目漱石「こころ」(7)を、線を引き、キーワードを囲みながら読解する。
基本的な図解の方法を理解し、簡単な図解ができる⑥。
4thQ
9週 漢文の読解と図解① 漢文訓読の方法に従って短編の漢文(故事・逸話、詩等)を訓読・読解できる①。
比較的複雑な図解ができる①。
10週 漢文の読解と図解② 漢文訓読の方法に従って短編の漢文(故事・逸話、詩等)を訓読・読解できる②。
比較的複雑な図解ができる②。
11週 漢文の読解とプレゼンテーション① 漢文訓読の方法に従って中編の漢文(史記等)を訓読・読解できる①。
図解を用いて簡単なプレゼンテーションができる①
12週 漢文の読解とプレゼンテーション② 漢文訓読の方法に従って中編の漢文(史記等)を訓読・読解できる②。
図解を用いて簡単なプレゼンテーションができる②
13週 漢文の読解とプレゼンテーション③ 漢文訓読の方法に従って中編の漢文(史記等)を訓読できる③。
図解を有効に用いて効果的なプレゼンテーションができる①
14週 漢文の読解とプレゼンテーション④ 漢文訓読の方法に従って中編の漢文(史記等)を訓読できる④。
図解を有効に用いて効果的なプレゼンテーションができる②
15週 定期試験 学習内容を振り返り、理解を深めることができる。
16週 試験返却・解説・全体の振り返り 問題解説により、授業内容の理解をさらに深めることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。2
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。2

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合60400000100
知識の基本的な理解4020000060
思考・推論・創造への適応力2020000040
汎用的技能0000000
0000000