国語ⅡC

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 国語ⅡC
科目番号 42003 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 「精選現代文B 改訂版」(三省堂)、「精選古典B 改訂版」(三省堂)、「新精選古典B 漢文編」(明治書院)、「ステップアップ高校漢字問題集」(東京書籍)、「カラー版新国語便覧」(第一学習社)
担当教員 赤迫 照子

到達目標

①読む力:文法事項を理解し、作品を読解できる。常用漢字が読める。
②書く力:論理的な文章が書ける。常用漢字の書き取りができる。
③話す力:適切に音読できる。根拠を明示しながら自分の意見を述べることができる。
④聞く力:ポイントを的確に聞き取り、情報を整理できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1口頭試問に9割以上正答できる。口頭試問に8割以上正答できる。口頭試問に7割以上正答できる。口頭試問に5割しか正答できない。
評価項目2演習問題を8割以上正答できる。演習問題を7割以上正答できる。演習問題を6割以上正答できる。演習問題を5割しか正答できない。
評価項目3意見文を指定の形式で、かつ説得力ある文章で書ける。意見文を指定の形式と字数で書ける。意見文を指定の形式で書ける。意見文を提出できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第4学期開講。
検定教科書を用いて、評論文を重点的に読み、論理的思考力を鍛える。
原稿用紙の使い方を学び、文章を書く力を付けるために、書写を課題にする。
意見文を書く。
授業の進め方・方法:
教科書本文の読解をし、内容理解の確認のために口頭試問を行う。
応用として、評論文の読解演習を行う。

この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習として「演習問題」と「レポート」を課す。
注意点:
①提出物については、厳しく対応する。締切を厳守すること。
②授業中、プリントを配付する。ファイルを準備し、きちんと整理しておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
(評論1)①
「スポーツとナショナリズム」を読むことで、評論文を読む方法を身につける。
接続語や指示語等に注目しながら文脈を把握することができる。
段落同士の関係に注意しながら、論理の展開や要旨を的確にとらえることができる。
抽象的な事象について、具体例を補いながら読解することができる。
筆者のものの見方や考え方が理解できる。
2週 (評論1)②
(書写)
評論文を読む方法を身につける。
3週 (評論1)③
(評論文の読解演習)①
評論文を読む方法を身につける。
4週 (評論1)④
(評論文の読解演習)②
評論文を読む方法を身につける。
5週 (評論1)⑤
(評論文の読解演習)③
評論文を読む方法を身につける。
6週 (評論文の読解演習)④ 評論文を読む方法を身につける。
7週 (表現)意見文を書く 課題文を読解した上で、意見文を作成することができる。
8週 定期試験
4thQ
9週 試験返却・解説 学習の総まとめをする。
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。2
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。2

評価割合

試験レポート小テスト口頭試問合計
総合評価割合60201010100
知識の基本的な理解4015101075
思考・推論・創造への適用力2050025
汎用的技能00000
態度・志向性(人間力)00000
総合的な学習経験と創造的思考力00000