英語演習Ⅲ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語演習Ⅲ
科目番号 43012 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 3
開設期 2nd-Q 週時間数 2
教科書/教材 「Totally TOEIC L&R Test: Challenge 400」Terry O'Brien他著(南雲堂)
担当教員 岡田 美鈴,石川 源一

到達目標

TOEIC L&Rテストの出題形式に慣れ、350点以上のスコアを取得することを目標とする。また問題演習を通して、基礎文法の復習及び英文解釈の基礎となる語彙の強化を行う。

(1)TOEICリスニングセクションにおいて、150点程度のスコアを取得することができる
(2)TOEICリーディングセクションにおいて、200点程度のスコアを取得することができる
(3)TOEICの重要単語を発音して、読み書きができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1TOEICリスニングセクションにおいて150点以上取得できる。 TOEICリスニングセクションにおいて120点以上取得できる。 TOEICリスニングセクションにおいて100点以上取得できない。
評価項目2TOEICリーディングセクションにおいて200点以上取得できる。 TOEICリーディングセクションにおいて180点以上取得できる。 TOEICリーディングセクションにおいて150点以上取得できない。
評価項目3教科書に登場するのTOEIC単語の80%の読み書きすることができる。 教科書に登場するのTOEIC単語の60%の読み書きすることができる。 教科書に登場するのTOEIC単語の60%の読み書きすることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
【2Q開講・学修単位】
就職や進学の際にスコア提出を求められる場合があるTOEIC L&Rテストですが、個人で受験しようとする際何から始めていいのか分からない事があります。
この授業ではTOEIC L&Rテスト受験に特化したテキストを用い問題形式や時間配分に慣れ、自ら公開テストを受験する自律的英語学習者を目指します。
TOEIC IPテストだけでなくTOEIC公開テスト受験の契機としてください。
授業の進め方・方法:
・原則テキストの内容に沿って授業を進めていきますが、習熟度により変更する場合もあります。
・授業中に小テストを行いますが、学習したことを日常的に復習している事を前提とするため事前の告知は行いません。
・授業時間でReadingパート、事前・事後学習でListeningパートを解答する形式の授業です。
・達成度は期末試験、小テスト、課題提出、授業態度で評価します。
・授業中わからない単語があった場合辞書で調べる事を推奨しますが、その際携帯電話の使用は許可しません。電子辞書を持っている場合持参することを推奨します。
注意点:
・テキストを忘れたままの受講、不必要な私語、携帯電話の不必要な利用、居眠りに関しては大幅な減点を行います。マナーを厳守してください。
・英語学習において最も効果的な方法は毎日英語に触れる事です。授業中に学習した英単語、英文法を毎日丁寧に復習してください。
・学期内に成績を再評価する場合があります。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
2ndQ
9週 ガイダンス
Unit 1 Traffic:Part 1,3,5,7
・シラバスから学習の意義、授業の進め方、評価方法を理解する。
・リスニング能力を育成する。
・TOEIC 各Part の出題形式に慣れ解答を導き出すことができる。
10週 Unit 2 Weather &Events:Part 1,2,4,6,7
Unit 3 Lunchtime:Part 1,3,5,6
・リスニング能力を育成する。
・TOEIC 各Part の出題形式に慣れ解答を導き出すことができる。
11週 Unit 4 Hotels:Part 1,2,3,5,7
Unit 5 Health:Part 1,3,6,7
・リスニング能力を育成する。
・TOEIC 各Part の出題形式に慣れ解答を導き出すことができる。
12週 Unit 6 A New Life:Part 1,2,4,5,6
Unit 8 Job Hunting:Part 1,3,5,7
・リスニング能力を育成する。
・TOEIC 各Part の出題形式に慣れ解答を導き出すことができる。
13週 Unit 9 Workplace & Products:Part 1,2,4,6,7
Unit 10 Customer Service & Office Crime:Part 1,3,5,6
・リスニング能力を育成する。
・TOEIC 各Part の出題形式に慣れ解答を導き出すことができる。
14週 Unit 11 Office Messages:Part 1,2,4,5,7
Unit 12 Ordering & Shipping:Part 1,3,6,7
・リスニング能力を育成する。
・TOEIC 各Part の出題形式に慣れ解答を導き出すことができる。
15週 Unit 13 Business Trip:Part 1,2,4,5,6
Unit 14 Success in Business:Part 1,3,5,7
・リスニング能力を育成する。
・TOEIC 各Part の出題形式に慣れ解答を導き出すことができる。
16週 Unit 15 Mini Test
期末試験・試験返却
・Mini Testに解答し、今後の目標設定に役立てる。
・試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解する
・全体を振り返り、取組方法の改善と今後の目標設定に役立てる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

期末試験小テスト課題提出授業態度合計
総合評価割合5015201500100
基礎的能力5015201500100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000