日本語

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 日本語
科目番号 43014 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「改訂版 大学・大学院留学生の日本語③論文読解編」アカデミックジャパニーズ研究会編著(アルク)、自主教材
担当教員 浅原 京子,竹山 惠里

到達目標

1「読む・書く・話す・聞く」の4技能を高めます。2日本語でのコミュニケーション能力を高め、プロジェクトなどグループ活動をスムースに行う力を伸ばします。3PPTの書き方を学び、発表の方法を学びます。4 講義の内容を理解し、レポート作成、発表などができる力を伸ばします。5リーディング、ライティングの練習を行い、論理的な思考力を伸ばします。6 問題発見、問題解決、課題遂行能力を養います。7 批判的精神を培い、ディスカッションができる能力を養い、意見を述べることができる力を培います。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1論理的な文章の読み書きが80%以上できる。論理的な文章の読み書きが70%程度できる。論理的な文章の読み書きが60%程度できる。論理的な文章の読み書きができない。
評価項目2講義の内容を80%以上説明できる。講義の内容を70%程度説明できる。講義の内容を60%程度説明できる。講義の内容が説明できない。
評価項目3自分の考えを80%以上表現できる。自分の考えを70%程度表現できる。自分の考えを60%程度表現できる。自分の考えが表現できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本語中上級レベルの漢字、語彙表現文法を学び、日本語での表現力を養います。
授業の進め方・方法:
リーディングストラテジー、ライティングストラテジーを学び、読解力、パラグラフライティング能力を養成します。また、ディスカッション、クリティカルシンキング、問題発見、問題解決、遂行能力を養います。
注意点:
1 各課ごとの小テストがあります。
2 実際の進度等によってシラバスを変更することがあります。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
読解練習(1課)

書き言葉の特徴を知る
2週 読解練習(1課) 書き言葉の特徴を知る
3週 読解練習(1課) 書き言葉の特徴を知る
4週 読解練習(1課) 書き言葉の特徴を知る
5週 作文の基本 文体・表現・論説文について学ぶ
6週 読解練習(2課) 話題とメインアイデアについて学ぶ
7週 課題提示 文型と表現について学ぶ
8週 読解練習(3課) 複文・文末表現の調整について学ぶ
2ndQ
9週 作文の練習 目的の提示について学ぶ
10週 読解練習(4課) 文章構成について学ぶ
11週 レポートの基本 複雑な内容を整理できるようになる
12週 読解練習(5課) 文の構造分析・図表の見方を知る
13週 文章表現のルール ひらがなと漢字のバランス・漢字の誤変換について学ぶ
14週 読解練習(6課) 表現・論の構造、文末表現について学ぶ
15週 中間試験 読解・パラグラフライティングの達成度を測る
16週
後期
3rdQ
1週 読解練習(7課) 論の展開・接続詞と文章の構成について学ぶ
2週 読解練習(7課) 論の展開・接続詞と文章の構成について学ぶ
3週 論文の構成要素(1) 序論の構成要素について学ぶ
4週 論文の構成要素(2) 本論の構成要素・定義と分類について学ぶ
5週 論文の構成要素(3) 本論の構成要素・対比と比較について学ぶ
6週 読解練習(8課) 接続表現と予測について学ぶ
7週 読解練習(9課) 要約について学ぶ
8週 論文を読む① 全体構成、序論について考える
4thQ
9週 論文を読む①-2 本論について考える(その1)
10週 論文を読む② 実験・調査型について学ぶ
11週 論文を読む③ 結果・考察・帰結・提言について学ぶ
12週 論文を読む④ 結論について学ぶ
13週 論文を読む⑤ 総合練習に取り組む
14週 レポートの書き方 複雑な内容の整理ができるようになる
15週 後期末試験 文章を読み、要約、解説文を書く
16週 前期末試験返却、解説
N2,N1模擬検定試験
振り返り
聴解・文法・スピーキングの達成度を測る

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験課題発表小テスト態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合40301010010100
基礎的能力40301010010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000