国語Ⅳ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 国語Ⅳ
科目番号 44001 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 4th-Q 週時間数 2
教科書/教材 テキストはない。毎時間資料を配付する。
担当教員 畑村 学

到達目標

1、基本的な図の書き方を理解し、課題に即した図解資料を作成することができる。
2、図解資料を使って、課題に即したスピーチやプレゼンテーションをすることができる。
3、課題に関して短い文章にまとめることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未達成レベルの目安(不可)
評価項目1図解の方法を理解して、課題に即したかなり複雑な図解資料を作成することができる。図解の方法を理解して、課題に即したやや複雑な図解資料を作成することができる。図解の方法を理解して、課題に即した簡単な図解資料を作成することができる。図解の方法を理解して、課題に即した図解資料を作成することができない。 レジュメ資料のポイントを読解することができない。
評価項目2図解資料を使って、課題に即したかなり高度なスピーチやプレゼンテーションをすることができる。図解資料を使って、課題に即したやや高度なスピーチやプレゼンテーションをすることができる。図解資料を使って、課題に即した簡単なスピーチやプレゼンテーションをすることができる。図解資料を使って、課題に即したスピーチやプレゼンテーションをすることができない。
評価項目3課題に関して、キーワードを効果的に用いて短い文章にまとめることができる。課題に関して、キーワードを用いて短い文章にまとめることができる。課題に関して、短い文章にまとめることができる。課題に関して、短い文章にまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第4学期開催。
図解の基本的な書き方を理解し、課題に即した図解資料を作成し、作成した図解資料を効果的に使った、優れたスピーチやプレゼンテーションが行えるようになることを目指します。
構造的な図解を用いた資料の作成(図解力)、聞き手を意識したスピーチやプレゼンテーション(プレゼンテーション能力)、人のスピーチやプレゼンテーションを聞いて、質問やコメントをしたり、議論に参加したりする力(聞く力、質問力、コメント力)等を向上させます。
また、話した内容をキーワードを効果的に使った短い文章にまとめるためのトレーニングも行います。
授業の進め方・方法:
図解の作成方法を学習した後、毎回さまざまな課題で図解資料を作成します。そして、作成した図解資料を使って、異なる方法でスピーチやプレゼンテーションを行います。課題は自己PRに関わるもの、社会問題に関わるもの、企画書を作成するなどであり、スピーチやプレゼンテーションは、基本的にペアや少人数グループで行います。初対面の相手とのコミュニケーション能力を向上させるため、他学科と合同授業を行う予定です。
この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習としてレポートを課します。
注意点:
授業では少人数のグループを作り、スピーチやプレゼンテーションを行った後に、相互評価を行います。それが発表の評価になりますので、休まずに出席して下さい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
4thQ
9週 ガイダンス① シラバスをもとに授業内容や到達目標等を理解できる。
今後の授業の方法について理解できる。
10週 図解ガイダンス 図解の方法について理解し、構造的な図解資料の書き方を理解できる。
11週 図解スピーチ・プレゼンテーション① 自己PRに関する課題で図解資料を作成し、作成した図解を有効に使ってプレゼンテーションができる。
他者のプレゼンテーションに対して質問やコメントができる。
口頭で発表した内容を、キーワードを用いた短い文章にまとめることができる。
12週 図解スピーチ・プレゼンテーション② 自己PRに関する課題で図解資料を作成し、作成した図解を有効に使ってプレゼンテーションができる。
他者のプレゼンテーションに対して質問やコメントができる。
口頭で発表した内容を、キーワードを用いた短い文章にまとめることができる。
13週 図解スピーチ・プレゼンテーション③ 自己PRに関する課題で図解資料を作成し、作成した図解を有効に使ってプレゼンテーションができる。
他者のプレゼンテーションに対して質問やコメントができる。
口頭で発表した内容を、キーワードを用いた短い文章にまとめることができる。
14週 図解スピーチ・プレゼンテーション④ 自己PRに関する課題で図解資料を作成し、作成した図解を有効に使ってプレゼンテーションができる。
他者のプレゼンテーションに対して質問やコメントができる。
口頭で発表した内容を、キーワードを用いた短い文章にまとめることができる。
15週 図解スピーチ・プレゼンテーション⑤ 自己PRに関する課題で図解資料を作成し、作成した図解を有効に使ってプレゼンテーションができる。
他者のプレゼンテーションに対して質問やコメントができる。
口頭で発表した内容を、キーワードを用いた短い文章にまとめることができる。
16週 まとめ
授業の振り返りを通じて授業内容の理解を深めることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3

評価割合

発表レポート合計
総合評価割合4060100
知識の基本的な理解204060
思考・推論・創造への適応力101020
汎用的技能101020
態度・志向力(人間力)000
総合的な学習経験と創造的思考力000