資格英語演習A

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 資格英語演習A
科目番号 44009 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 1st-Q 週時間数 4
教科書/教材 Effective Approaches to the TOEIC L&R Test【Revised Edition】田中清美他(南雲堂)
担当教員 石川 源一

到達目標

・到達目標
 この授業ではTOEICに必要となる語彙、読解力、基礎文法力を養成し積極的にTOEICを受験することのできる能力育成を目標とする。
1. Listening能力:必要となるキーワードを的確に聞き取り、質問に関する答えを見つけ出すことができる。
2. Reading能力:英文や英文法が規則性に基づき形成されていることを理解し、質問に関する答えを見つけ出すことができる。
3. Vocabulary:未知の英単語に触れ、既知の英単語の新たな解釈を知り、語彙を増強することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1TOEIC Part 2の疑問文を聞いて100%正確に理解することが出来る。TOEIC Part 2の疑問文を聞いて60%正確に理解することが出来る。TOEIC Part 2の疑問文を聞いて60%理解することが出来ない。
評価項目2TOEIC Part 7の文章を短時間で100%把握することが出来る。TOEIC Part 7の文章を短時間で60%把握することが出来る。TOEIC Part 7の文章を短時間で60%把握することが出来ない。
評価項目3TOEICテストで目標スコアの100%を獲得できる。TOEICテストで目標スコアの60%を獲得できる。TOEICテストで目標スコアの60%を獲得できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
就職や進学の際にスコア提出を求められる場合があるTOEICですが、個人で受験しようとする際何から始めていいのか分からない事があります。この授業ではTOEIC受験に特化したテキストを用い、問題形式や時間配分に慣れ、TOEICのみならず日常生活の中でも英語に触れようとする自律的な英語学習の方法を学びます。
授業の進め方・方法:
・テキストの内容に沿って授業を進めていきますが、変更する場合もあります。
・授業中に小テストを行いますが、学習したことを日常的に復習している事を前提とするため、事前の告知は行いません。
・達成度は期末試験、中間試験、小テスト、授業態度で評価します。
・授業中わからない単語があった場合辞書で調べる事を推奨しますが、その際携帯電話の使用は許可しません。
注意点:
・テキストを忘れたままの受講、私語、携帯電話の不必要な利用、居眠りに関しては大幅な減点を行います。マナーを厳守してください。
・英語学習において最も効果的な方法は毎日英語に触れる事です。授業中に学習した英単語、英文法を毎日丁寧に復習してください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、はじめに
Unit 1: Part 1,5
・授業概要、TOEICの概要、自学自習の方法を知る。
・各パートの出題形式に慣れ、解答することができるようになる。
2週 Unit 2: Part 2,6,7
Unit 3: Part 3,5
・各パートの出題形式に慣れ、解答することができるようになる。
3週 Unit 4: Part 4,6,7
Unit 5: Part 1,5
・各パートの出題形式に慣れ、解答することができるようになる。
4週 Unit 6: Part 2,6,7
中間試験
・各パートの出題形式に慣れ、解答することができるようになる。
5週 答案返却・解答解説
Unit 7: Part 3,5
疑問点を明確にする。
・各パートの出題形式に慣れ、解答することができるようになる。
6週 Unit 8: Part 4,6,7
Unit 9: Part 1,5
各パートの出題形式に慣れ、解答することができるようになる。
7週 Unit 10: Part 2,6,7
TOEICミニテスト
各パートの出題形式に慣れ、解答することができるようになる。
8週 期末試験
答案返却・解答解説
疑問点を明確にする。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

発表小テスト中間試験期末試験合計
総合評価割合15152050100
基礎的能力1515103070
専門的能力00102030
分野横断的能力00000