語学研修Ⅱ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 語学研修Ⅱ
科目番号 44040 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材
担当教員 畑村 学

到達目標

(1) English Summer School などの語学研修を通して,語学力を高めるとともに,その言語を用いて自分の意見を伝えることができる。さらに,研修を通して得られた成果を中心に語学研修報告書にまとめることができる。
(2) 研修を通じて学んだことを中心に,海外で体験した内容をまとめ,報告会または面接において他者に説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1海外の人に自分の意見を伝えることができ,また,研修で得られた成果と文化の違いについて分かり易く報告書にまとめることができる。海外の人に自分の意見を伝えることができ,また,研修で得られた成果を分かり易く報告書にまとめることができる。海外の人に自分の意見を伝えることができ,また,研修で得られた成果を報告書にまとめることができる。海外の人に自分の意見を伝えることができず,研修で得られた成果を報告書にまとめることができない。
評価項目2研修を通じて学んだことと文化の違いに関し,海外で体験した内容をまとめ,報告会または面接において他者に分かり易く説明することができる。研修を通じて学んだことを中心に,海外で体験した内容をまとめ,報告会または面接において他者に分かり易く説明することができる。研修を通じて学んだことを中心に,海外で体験した内容をまとめ,報告会または面接において他者に説明することができる。研修を通じて学んだことを中心に,海外で体験した内容をまとめ,報告会または面接において他者に説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・本科目では,学術交流協定校等で語学研修を行い,英語や中国語などの現地語によるコミュニケーション能力を身に付ける。
・語学の学習や海外の学生との交流を通じて,日本語との表現力の相違,文化・慣習・考え方の相違を学び,グローバルな人材としての視野を広める。
・語学研修報告会において発表を行い,研修内容を他者へ伝える。
授業の進め方・方法:
指定された期間において,18日以上の研修を実際に行う.
語学研修を履修した学生は,本研修で得られた成果等を報告書としてまとめ,1) 語学研修報告書,2) 語学研修日誌,3) 語学研修証明書を提出および語学研修報告会の発表を行い,到達度目標の最低限の到達レベルに達していると判断された場合に単位を認める.
注意点:
8~9月 実施(夏季休業期間)および3月 実施(春季休業期間)中に履修することが可能であるが,申込みや報告書の提出期間等が異なるためシラバスをよく確認すること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 【8~9月 実施】
4月:学内ガイダンス
【3月 実施】
10月:学内ガイダンス
学内ガイダンスに参加し内容について理解することができる。
2週 【8~9月 実施】
〜5月:申込みと受入先の決定
【3月 実施】
〜11月:申込みと受入先の決定
受入先について調査を行い,申込みおよび受入先を決定し,語学研修履修届を提出することができる。
3週 【8~9月 実施】
6~7月:事前教育
【3月 実施】
11~12月:事前教育
本科目の意義と目的および研修中の注意事項などに関する事前教育について理解し,渡航前の準備を行うことができる。
4週 【8~9月 実施】
8~9月:海外研修
【3月 実施】
3月:海外研修
指定された期間中に,学術交流協定校等において18日以上の語学学習をを行い,以下の到達目標を達成することができる。
(1)英語や中国語などの現地語によるコミュニケーション能力を身に付けることができる。
(2)語学の学習や海外の学生との交流を通じて,日本語との表現力の相違,文化・慣習・考え方の相違を学び,グローバルな人材としての視野を広めることができる。
5週 【8~9月 実施】
~10月 (11月):報告書提出
【3月 実施】
〜4月 (5月):報告書提出
語学研修を履修した学生は,本研修で得られた成果等を報告書としてまとめ,1) 語学研修報告書,2) 語学研修日誌,3) 語学研修証明書を提出することができる。

※上記書式は本校ホームページ/在校生向けのページよりダウンロードする。
6週 【8~9月 実施】
10~11月:報告会または面接
【3月 実施】
4月〜5月:報告会または面接
語学研修で得られた成果をまとめ,語学研修報告会 (または面接) において報告を通じて他者に説明することができる。
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1

評価割合

試験発表相互評価海外実習報告書報告会または面接その他合計
総合評価割合00060400100
知識の基本的な理解0000000
思考・推論・創造への適応力0000000
汎用的技能0003020050
態度・志向性(人間力)0003020050
総合的な学習経験と創造的思考力0000000