概要:
第1学期開講
技術者が関心を持つべき環境問題について、現実の訴訟の場面でどのような点が争われたのか、判例を使用しながら確認する。また、近代法の基本的な概念である自由主義、およびこの概念に基づく刑法や民法と、環境保護のための法律が異なる視座を有することを確認し、環境法のあるべき姿について検討する。
授業の進め方・方法:
講義は学生によるグループワークが中心となる。各グループに環境問題に関する判例を割り当て、これらの判例の概要・争点等を講義の際に報告する。また、これらの報告を補う形で教員が講義を実施する。
注意点:
学生自身が他の学生にどれだけ事例をわかりやすく、簡潔に説明できるかが重要である。古い事例・日本の事例だけでなく、世界各地で生じている問題についても多くの情報を収集するため、ニュース、新聞等を活用してほしい。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 社会 | 公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,後2,後3,後4,後5,後6,後7 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,後2,後3,後4,後5,後6,後7 |