工業英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 工業英語Ⅱ
科目番号 45014 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 4th-Q 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 小倉 薫,山﨑 博人,中野 陽一,髙田 陽一,廣原 志保,島袋 勝弥,杉本 憲司,野本 直樹,小林 和香子,町田 峻太郎

到達目標

1. 卒業研究に関係する英語論文を検索できること。
2. 英語論文を正しく和訳できること。
3. 英語論文について理解した内容をまとめられること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1自ら卒業研究に関係する英語論文を検索できる担当教員と相談しながら卒業研究に関係する英語論文を検索できる担当教員の指導の下で卒業研究に関係する英語論文を検索できる卒業研究に関係する英語論文を検索できない
評価項目2理解しやすいように英語論文を和訳できる自ら英語論文を和訳できる担当教員の指導の下で英語論文を和訳できる英語論文を和訳できない
評価項目3英語論文について理解した内容をわかりやすくまとめられる英語論文について理解した内容をまとめられる担当教員の指導の下で英語論文について理解した内容をまとめられる英語論文について理解した内容をまとめられない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
自然科学の分野で研究を進めていく上で,英語の学術書や文献を読み,内容を理解して知識を得ることは必要な力である。卒業後,どのような進路に進んでも,英語を読みこなす力が要求される。そこで,卒業研究に関係した英語論文を検索し,英語を和訳する訓練を行う。また読み取った情報から要点をまとめる力を養う。
授業の進め方・方法:
各研究室で担当教員の指導の下,研究テーマや分野に関係した英語論文を検索し,和訳する。また和訳した内容から要点をまとめる。
この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習としてレポートを実施する。
注意点:
到達目標①:課題への取り組みによって評価する。(10%)
到達目標②:和訳された報告書によって評価する。(60%)
到達目標③:要点をまとめた報告書によって評価する。(30%)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
4thQ
9週 小倉 薫
藤林 将
有機試薬の分子設計と合成法
10週 山﨑 博人
廣原 志保
環境共生型高分子材料の合成法
光線力学療法用治療薬の開発
11週 髙田 陽一
野本 直樹
新規機能性界面活性剤の開発
下水処理における有機物除去特性
12週 中野 陽一
杉本 憲司
活性炭の製造と評価法
環境DNAによる生物の定量
13週 島袋 勝弥 生命科学に応用される顕微鏡法
生物デジタル情報の定量的な解析法
14週 小林 和香子
町田 峻太郎
癌細胞転移の機序に関する研究・昆虫食に関する研究
藻類バイオマスに関する研究
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3後9,後14
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3後9,後14
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3後9
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3後9
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3後9
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3後9
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3後9,後14
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3後9,後14

評価割合

課題への取り組み報告書(和訳)報告書(要点)合計
総合評価割合106030100
知識の基本的な理解0301040
思考・推論・創造への適用力5201035
汎用的技能510015
態度・志向性(人間力)0000
総合的な学習経験と創造的思考力001010