到達目標
(1)RNAプロセシングを理解できる。
(2)翻訳制御を考えることができる。
(3)細胞周期と細胞分裂を考えることができる。
(4)ウイルスと疾患について考えることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | RNAプロセシングについて説明することができる。 | RNAプロセシングについて3/5以上説明することがでる。 | RNAプロセシングについて考えることができない。 |
評価項目2 | 真核生物と原核生物の翻訳制御について説明することができる。 | 真核生物と原核生物の翻訳制御について3/5以上説明することがでる。 | 翻訳制御とDNA修復を考えることができない。 |
評価項目3 | 細胞周期と細胞分裂に関わる分子に関する知識を身に付け、その分子の働く機構について考えることができる。 | 細胞周期と細胞分裂に関わる分子に関する知識を身に付け、その分子の働く機構について3/5以上考えることができる。 | 細胞周期と細胞分裂について考えることができない。 |
評価項目4 | ウィルスの構造と増殖機構について考えることができ、遺伝子発現の分子メカニズムと関連付けて、疾患との関係について考えることができる。 | ウィルスの構造と増殖機構について考えることができ、遺伝子発現の分子メカニズムと関連付けて、疾患との関係について3/5以上考えることができる。 | ウィルスと疾患について考えることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
第3学期開講
「生物化学」の内容をさらに詳しく説明し、細胞内で起こる様々な現象が分子同士の相互作用により、成り立つことを理解させる。
授業の進め方・方法:
この科目は学習単位科目のため、事前・事後学習としてレポートや小テストを実施します。
細胞内で起こる様々な現象が分子同士の相互作用により、成り立っています。DNAを中心として生命活動を分子レベルで理解してもらいます。授業内容を十分に理解するように努めてください。
注意点:
予習と復習をして授業を受けるようにしてください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
分子生物学Ⅰの復習 |
分子生物学Ⅰの内容を思い出すことができる。
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2週 |
RNAプロセシング |
RNAプロセシングについて概説できる。
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3週 |
翻訳の調節 |
真核生物の翻訳制御について概説できる。
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4週 |
翻訳後調節 |
タンパク質のプロセシング、細胞内輸送、分解について概説できる。
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5週 |
ウイルス |
ウイルスの構造、疾患について概説できる。
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6週 |
細胞周期と細胞分裂 |
細胞周期とがんについて概説できる。細胞分裂と減数分裂について説明できる。
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7週 |
機能性RNA |
機能性RNAについて概説できる。
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8週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 生物化学 | ヌクレオチドの構造を説明できる。 | 4 | 後1 |
DNAの二重らせん構造、塩基の相補的結合を説明できる。 | 4 | 後1 |
DNAの半保存的複製を説明できる。 | 4 | 後1 |
RNAの種類と働きを列記できる。 | 4 | 後2,後7 |
コドンについて説明でき、転写と翻訳の概要を説明できる。 | 4 | 後3,後4 |
評価割合
| 期末試験 | レポート | | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 40 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |