世界史A

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 世界史A
科目番号 0004 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『高等学校 改訂版 世界史A』第一学習社 『プロムナード世界史』浜島書店
担当教員 岩元 修一,江波 昌子

到達目標

①時代とともに変化する農業・商業などの人間活動が社会や自然環境にいかなる影響を与えたかを説明できる。
②世界の多様な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について理解し、説明できる。
③日本を含む世界の多様な文化に関する理解をもとに,時間の変化の中で互いの文化の違いからどのようにして問題が生じるのか説明できる。
④今日の国際的な政治・経済の仕組みや国家間の現状,その背景について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1人間活動の変化が社会や自然環境にどのような影響を与えたかについて,8割以上の基礎的知識をもとに論理的に説明できる。人間活動の変化が社会や自然環境にどのような影響を与えたかについて,7割台の基礎的知識をもとに説明できる。人間活動の変化が社会や自然環境にどのような影響を与えたかについて,6割台の基礎的知識をもとに説明できる。人間活動の変化が社会や自然環境にどのような影響を与えたかについて,6割の基礎的知識をもとに説明できない。
評価項目2世界の多様な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について理解し、8割以上の基礎的知識をもとに論理的に説明できる。世界の多様な文化生活、民族・宗教などの文化的諸事象について理解し,7割台の基礎的知識をもとに説明できる。世界の多様な文化生活、民族・宗教などの文化的諸事象について理解し,6割台の基礎的知識をもとに説明できる。世界の多様な文化生活、民族・宗教などの文化的諸事象について理解し,6割の基礎的知識をもとに説明できない。
評価項目3世界の多様な文化に関する理解をもとに,歴史の中で互いの文化の違いから問題が生じる背景について8割以上の基礎的知識をもとに論理的に説明できる。世界の多様な文化に関する理解をもとに,歴史の中で互いの文化の違いから問題が生じる背景について7割台の基礎的知識をもとに説明できる。世界の多様な文化に関する理解をもとに,歴史の中で互いの文化の違いから問題が生じる背景について6割台の基礎的知識をもとに論理的に説明できる。世界の多様な文化に関する理解をもとに,歴史の中で互いの文化の違いから問題が生じる背景について6割の基礎的知識をもとに論理的に説明できない。
評価項目4 今日の国際的な政治・経済の仕組みや国家間の現状,その背景について,8割以上の基礎的知識をもとに論理的に説明できる。今日の国際的な政治・経済の仕組みや国家間の現状,その背景について,7割台の基礎的知識をもとに説明できる。今日の国際的な政治・経済の仕組みや国家間の現状,その背景について,6割台の基礎的知識をもとに説明できる。今日の国際的な政治・経済の仕組みや国家間の現状,その背景について,6割の基礎的知識をもとに説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
第1学期開講
世界各地の出来事や情報がリアルタイムで伝えられ、それらが我々の一人ひとりの現在と未来を左右するといっても過言ではない現代において、自国中心に物事をとらえるのではなく、他国に対して理解を示し、互いの文化を尊重することが大切になってきます。これからの時代を担っていく技術者として、豊かな人間性を育み、グローバルな視点を養う基礎として、さまざまな国の歴史や文化を学び、幅広い視野で物事を判断できるようになってほしいものです。限られた時間数の中で、この授業では、近代文明において先進国であった西洋の歴史を中心に、日本を含めたその他の地域との関わりにも配慮しながら時代の流れを理解していきます。
授業の進め方・方法:
授業で扱う地域や時代は限られていますが、同時代の他の地域の歴史も意識するようにします。授業は丁寧に板書をしながらすすめますので、しっかりノートをとって、復習に役立て試験に備えて下さい。 副読本を通じてたくさんの資料に触れ、理解を深めましょう。必要に応じてプリントも配布します。現代を生きる我々が歴史から学ぶべき点はたくさんあることを知っていほしいと思います。
注意点:
歴史は暗記科目だと考えられがちで、人物や年号を覚えることばかりに気をとられる学生が多いようですが、もっと大きく歴史の流れを捉えることを意識できるようになってほしいと思います。それを確認するために、課題を与える予定です。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
はじめに
地中海世界Ⅰ
・シラバスから学習の意義、授業の進め方、評価方法を理解できる。             ・古代ギリシア世界について理解する。  
2週 地中海世界Ⅱ ・古代ギリシア世界について理解する。
3週 地中海世界Ⅲ ・古代ギリシア世界について理解する。
4週 地中海世界Ⅳ ・古代ギリシア・ローマ世界について理解する。
5週 地中海世界Ⅴ ・古代ローマ世界について理解する。
6週 地中海世界Ⅵ ・古代ローマ世界について理解する。
7週 地中海世界Ⅶ中世ヨーロッパⅠ ・古代ローマ世界について理解する。
8週 地中海世界Ⅷ中世ヨーロッパⅠ ・キリスト教の成立について理解する。
2ndQ
9週 中世ヨーロッパⅠ ・中世ヨーロッパ世界について理解する。
10週 中世ヨーロッパⅡ ・中世ヨーロッパ世界について理解する。
11週 近代ヨーロッパの成立Ⅰ ・大航海時代について理解する。
12週 近代ヨーロッパの成立Ⅱ ・ルネサンスについて理解する。
13週 近代ヨーロッパの成立Ⅲ
・宗教改革について理解する。
14週 今学期のまとめ ・これまでの学習事項の復習とまとめをする。
15週 期末試験
16週 答案返却・解答解説・アンケート
・試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合80000020100
知識の基本的な理解80000080
思考・推論・創造への 適用力 000002020
汎用的技能0000000
態度・志向性(人間力)0000000
総合的な学習経験と創造的思考力0000000