物質工学演習

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 物質工学演習
科目番号 0020 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 小倉 薫,山﨑 博人,根來 宗孝,中野 陽一,髙田 陽一,廣原 志保,茂野 交市,三留 規誉,島袋 勝弥,杉本 憲司,野本 直樹

到達目標

1.自主的に課題への取り組みを行うことができる。
2.与えられた課題を的確に理解し、調査できる。
3.調査結果を解析・整理して報告書を作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1課題を的確に理解して、自主的に課題への取り組みを行うことができる積極的に課題への取り組みを行うことができる与えられた課題への取り組みを行うことができる課題への取り組みを行うことができない
評価項目2課題を的確に理解して文献調査を実施することができる課題を理解して文献調査を実施することができる課題を理解し、調査できる課題を理解できず、調査できない
評価項目3関連する分野の文献を調査し、結果を整理して報告書を作成できる調査結果を整理して、報告書を作成できる報告書を作成できる報告書を作成できない

学科の到達目標項目との関係

JABEE (d)-(4) 説明 閉じる
教育目標 (A)④ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
下記のテーマから取り組む研究課題を選択して、調査に取り組む。卒業研究テーマに関連する研究分野の文献等の調査を行い、調査結果を解析して当該分野の現状と課題を把握して整理し、報告書を作成できるようになる。
授業の進め方・方法:
卒業研究と補完的な科目であり、各教員に配属し、与えられた課題について調査研究し、報告書を作成する能力を養う。具体的には、卒業研究テーマに関連する研究分野の文献等の調査を行い、調査結果を解析して当該分野の現状と課題を把握して整理し、報告書を作成する。関連する分野の動向と課題を調査し、取り組んでいる研究課題の背景を把握して、研究の目的と意義を明確にさせる。
注意点:
到達目標①:課題への取り組みによって評価する。(20%)
到達目標②:課題への理解度によって評価する。(20%)
到達目標③:報告書によって評価する。(60%)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 小倉薫 1.有機試薬の分子設計と合成法
2.真空蒸着による有機薄膜デバイス製作法
3.溶液内分子間相互作用の理解
2週 山﨑博人 1.環境共生型高分子材料の合成法
2.高機能性高分子材料の合成法
3週 根來宗孝 1.蛋白質の単離・精製法
2.酵素反応高感度化技術
3.蛋白質・薬物相互作用の解明
4週 廣原志保 1.光線力学療法用治療薬の開発
2.放射線治療薬の開発
3.PET診断薬の開発
5週 茂野交市 1.セラミックスの低温焼結化と応用に関する研究
2.新規機能性セラミックスの開発
6週 高田陽一 1.新規機能性界面活性剤の開発
2.濡れ性の評価法と制御技術の開発
7週 三留規誉 1.ATP定量技術
2.イオン輸送活性測定技術
3.酵素活性測定技術
8週 野本直樹 1.下水処理における有機物除去特性
2.化学物質の微生物への影響
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題への取り組み課題への理解度報告書合計
総合評価割合202060100
知識の基本的な理解5151030
思考・推論・創造への適用力1052540
汎用的技能502530