到達目標
1.セントラルドグマと遺伝子工学に必要な知識を整理できる
2.微生物のエネルギー獲得経路をまとめることができる
3.物質循環における微生物の役割を整理できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限な到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | セントラルドグマと遺伝子工学に必要な知識を整理できる | 遺伝子工学に関わる用語を整理できる | セントラルドグマについて概要を整理できる | セントラルドグマについてまとめることができない |
評価項目2 | 呼吸、発酵、光合成の概要をまとめることができる | 呼吸、発酵、光合成のいずれか2つの概要をまとめることができる | 呼吸、発酵、光合成の区別がつく | 呼吸、発酵、光合成について知らない |
評価項目3 | 物質循環への微生物の役割、微生物と環境の関わりについて概要を整理できる | 物質循環への微生物の役割について整理できる | 微生物と環境の関わりを知っている | 微生物と環境の関わりを知らない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
第4学期開講
微生物学Ⅱでは、微生物の普遍的な側面を見ていきます。生命の基本の仕組みが、人間と微生物で大差ないことに驚くかもしれません。遺伝子工学の発展により、微生物が我々の社会に、ますます貢献していく姿が理解できるでしょう。
授業の進め方・方法:
微生物学Ⅰの内容に基づいて、微生物が具体的にどのように我々の生活に利用されているのか見ていく。微生物学と平行して学習する生物化学の内容をしっかりと理解することも、微生物学Ⅱの学習の助けになる。
知識の定着を図るために、適宜小テストやレポートを課す。
注意点:
より深く理解するために「ベーシックマスター 微生物学」や「Brock微生物学」が参考になる。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
遺伝子、その伝達と発現 |
セントラルドグマについて説明できる
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2週 |
突然変異 |
突然変異について説明できる
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3週 |
遺伝子工学 |
遺伝子組み換え技術について説明できる
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4週 |
ウイルスの遺伝 |
ウイルスの遺伝について説明できる
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5週 |
エネルギー獲得 |
微生物のエネルギー獲得について説明できる
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6週 |
物質の代謝 |
部生物内での物質代謝について説明できる
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7週 |
発酵 |
アルコール発酵、アミノ酸発行について説明できる
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8週 |
中間まとめ |
中間まとめとして試験を実施する
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4thQ |
9週 |
微生物による酵素、生理活性物質の生産 |
微生物を使った酵素や生理活性物質生産法について説明できる
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10週 |
微生物の生態 |
微生物の生態について説明できる
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11週 |
微生物と人工合成化合物 |
微生物による人工合成化合物の分解について説明できる
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12週 |
物質循環における微生物の役割 |
微生物による人工合成化合物の分解について説明できる
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13週 |
環境保全と微生物 |
微生物による環境保全について説明できる
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14週 |
バイオレメディエーション |
微生物による環境浄化を説明できる
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15週 |
定期試験 |
全範囲の試験を実施する
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16週 |
試験返却 |
定期試験を返却し解説する
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 中間試験 | 期末試験 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 45 | 45 | 10 | 100 |
知識の基本的な理解 | 25 | 25 | 5 | 55 |
思考・推論・創造への適用力 | 20 | 20 | 5 | 45 |
態度・志向性(人間力) | 0 | 0 | 0 | 0 |