到達目標
(1) 物質量、濃度、反応熱の基本的な計算ができる。
(2 )基本的な化学反応式をつくることができる。
(3) 単位、物質・熱収支を理解し、基本的な計算ができる。
(4) 演習を通じ、自然現象、身の回りの”もの”を化(科)学的に理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 物質量、濃度、反応熱の基本的な計算が十分できる。 | 物質量、濃度、反応熱の基本的な計算がある程度できる。 | 物質量、濃度、反応熱の基本的な計算ができる。 | 物質量、濃度、反応熱の基本的な計算ができない。 |
評価項目2 | 基本的な化学反応式をつくることが十分できる。 | 基本的な化学反応式をつくることがある程度できる。 | 基本的な化学反応式をつくることができる。 | 基本的な化学反応式をつくることができない。 |
評価項目3 | 単位、物質・熱収支を理解し、基本的な計算が十分できる。 | 単位、物質・熱収支を理解し、基本的な計算がある程度できる。 | 単位、物質・熱収支を理解し、基本的な計算ができる。 | 単位、物質・熱収支を理解し、基本的な計算ができない。 |
評価項目4 | 演習を通じ、自然現象、身の回りの”もの”を化(科)学的に十分理解できる。 | 演習を通じ、自然現象、身の回りの”もの”を化(科)学的にある程度理解できる。 | 演習を通じ、自然現象、身の回りの”もの”を化(科)学的に理解できる。 | 演習を通じ、自然現象、身の回りの”もの”を化(科)学的に理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
JABEE (d)-(3)
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教育目標 (A)①
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教育方法等
概要:
1年から3年まで学んだ内容の内、物質工学の基礎となる化学に重点を置き、復習を中心に演習を行う。
来る就職や進学に備えるとともに、卒業研究での実験や考察の基礎を固める。
授業の進め方・方法:
卒業研究に向けて、今一度、1〜3年生で学んできた化学をしっかりと復習しましょう。
復習の確認として、毎回の小テストを行います。また定期的にレポートを課します。
物理化学、無機化学、分析化学、有機化学、生物化学をバランスよく復習することが、今後の糧となります。
注意点:
しっかりと予習、復習をすること。
3年生までに学習した種々の化学を演習を通して、再確認する。
再テストはしないので、 確実に日々の課題をこなすことが求められる。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
物質の構成(1) |
・原子の構造と周期表
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2週 |
物質の構成(2) |
・化学結合
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3週 |
物質の構成(3) |
・物質量と濃度 ・化学反応式と量的関係
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4週 |
物質の変化(1) |
・酸と塩基の反応 ・中和反応と塩
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5週 |
物質の変化(2) |
・酸化還元反応
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6週 |
物質の状態(1) |
・気体の性質
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7週 |
物質の状態(2) |
・溶解と溶解度
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8週 |
中間考査 |
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2ndQ |
9週 |
反応速度と化学平衡(1) |
・化学反応の速さ
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10週 |
反応速度と化学平衡(2) |
・化学平衡
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11週 |
反応速度と化学平衡(3) |
・いろいろな平衡
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12週 |
有機化合物(1) |
・有機化合物の特徴と構造 ・脂肪族炭化水素
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13週 |
有機化合物(2) |
・アルコールとカルボニル化合物
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14週 |
有機化合物(3) |
・芳香族化合物
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15週 |
人間生活と物質 |
・食品の化学
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16週 |
期末考査 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 中間試験 | 期末試験 | 小テスト | レポート | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 25 | 25 | 10 | 40 | 0 | 0 | 100 |
知識の基本的な理解 【知識・記憶、理解レベル】 | 20 | 20 | 5 | 30 | 0 | 0 | 75 |
思考・推論・創造への 適用力 【適用、分析レベル】 | 5 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 15 |
態度・志向性(人間力) 【責任感】 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 10 |