図学・製図Ⅰ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 図学・製図Ⅰ
科目番号 0028 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 製図(原田昭他7名・文部科学省検定済教科書・実教出版)
担当教員 根來 宗孝,藏重 勝友

到達目標

(1)製図用具(ドラフター、コンパスetc.)を使い各種図形を描くことができる。
(2)JISに基づく製図の文字、線の種類と用途を理解し書くことができる。
(3)JISに基づく第三角法による表し方を理解し、描くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1製図用具(ドラフター、コンパスetc.)を十分に使いこなし、各種図形を描くことができる。製図用具(ドラフター、コンパスetc.)を使いやや複雑な図形を描くことができる。製図用具(ドラフター、コンパスetc.)を使い基本的な図形を描くことができる。製図用具(ドラフター、コンパスetc.)を使い基本的な図形を描くことができない。
評価項目2JISに基づく製図の文字、線の種類と用途を十分に理解し図面中に描くことができる。JISに基づく製図の文字、線の種類と用途を概ね理解し図面中に描くことができる。JISに基づく製図の文字、線の種類と用途が理解できる。JISに基づく製図の文字、線の種類と用途が理解できない。
評価項目3JISに基づく第三角法による表し方を理解し、的確な図面を描く ことができる。JISに基づく第三角法による表し方を理解し、基本的な図面を描くことができる。JISに基づく第三角法による表し方を理解できる。JISに基づく第三角法による表し方を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
図学・製図の基礎を学ぶ。
授業の進め方・方法:
製図方法、投影法を理解し、三角法を中心に図面に関する基本を習得する。
製図用具(ドラフター、コンパスetc.)を使い製作図面を描く。
注意点:
製図法についての継続的な内容となるので各回の授業ごとに理解していくことが必要。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 "はじめに
製図概要"
講義概要(内容、評価方法)
製図用具、図面に用いる文字と線の理解(教科書p0~11)
2週 "基礎的な図形の描き方

線分の等分、垂線、正六角形、円弧、平面曲線の描き方の理解(教科書p12~25)
3週 投影図の描き方

投影図:三角法の理解
(教科書p26~29)
4週 投影図の描き方
三角法の作図実習(教科書p30~33)
5週
実習: 製作図
ドラフターの使い方の習得
三角法の理解
6週
実習: 製作図
ドラフターの使い方の習得
三角法の理解
7週
今までの履修事項まとめ
今までの履修事項の整理
8週
"定期試験
試験返却"
定期試験答えあわせ
2ndQ
9週 製作図のあらまし
等角図、キャビネット図、展開図
ほか各種投影図の理解(教科書p34~47)
10週 製作図のあらまし
断面図ほか各種投影図の理解(教科書p48~53)
11週
寸法記入法

寸法線、寸法記入法、寸法記号の理解(教科書p54~63)
12週
寸法記入法

寸法線、寸法記入法、寸法記号の理解(教科書p88~91)
13週
実習:製作図

寸法記入法作図実習
14週 実習:製作図 寸法記入法作図実習
15週 今までの履修事項まとめ
前期履修事項まとめ
寸法記入注意事項ほか説明
(教科書p64~74)
16週 "定期試験
試験返却"
定期試験答えあわせ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験作製図面相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合30700000100
基礎的能力30700000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000