図学・製図Ⅱ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 図学・製図Ⅱ
科目番号 0029 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 製図(原田昭他7名・文部科学省検定済教科書・実教出版)
担当教員 根來 宗孝,藏重 勝友

到達目標

(1)JISに基づく公差、はめあいの理解ができる。
(2)JISに基づく各種機械要素部品の理解ができ、ねじの図面が描ける。
(3)JISに基づく各種図面の理解ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1JISに基づく各種の公差、はめあいについて十分に理解し、図面中に描くことができる。 JISに基づく各種の公差、はめあいについて概ね理解し、図面中に描くことができる JISに基づく各種の公差、はめあいを理解できる。JISに基づく各種の公差、はめあいを理解できない。
評価項目2JISに基づく各種の図示方法を理解し、的確な機械要素の図面を描くことができる。 JISに基づく各種の図示方法を理解し、基本的な図面を描くことができる。 JISに基づく各種の図示方法が理解できる。JISに基づく各種の図示方法が理解できない。
評価項目3JISに基づく各種部品図の描き方、寸法記入方法、記号等を理解し、的確な図面が描ける。 JISに基づく各種部品図の描き方、寸法記入方法、記号等を理解し、基本的な図面が描ける。 JISに基づく各種部品図の描き方、寸法記入方JISに基づく各種部品図の描き方、寸法記入方法、記号等を理解できる。JISに基づく各種部品図の描き方、寸法記入方法、記号等を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械要素部品を含め製図法を習得する。
授業の進め方・方法:
"公差・はめあい・表面性状などの製図法及び機械要素部品を学ぶ。
製図実習で実際にこれらの図面を作製し、製図法を習得する。"
注意点:
前期に学習した製図の基礎を理解しておくことが必要。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 製図の応用

インボリュート、断面図、特別な図示、いろいろな寸法記入法の理解(教科書p76~87)

2週 表面性状、寸法公差

"表面性状の理解
寸法の許容限界、はめあいの理解(教科書p92~97)"
3週 寸法公差
はめあい方式、基本公差、寸法公差記号の理解(教科書p98~105)
4週
幾何公差
幾何公差の理解(教科書p106~110)
5週 実習: 製作図
表面性状、寸法公差、幾何公差の作図実習
6週 実習: 製作図
表面性状、寸法公差、幾何公差の作図実習
7週 今までの履修事項まとめ
今までの履修事項の整理

8週 "定期試験
試験返却"
定期試験答えあわせ
4thQ
9週 機械要素部品
"ねじ、ねじ関連部品と製図法の理解
ボルト、ナット、座金の理解(教科書p106~110)"
10週 実習: ねじ製図
ねじ部品の作図実習
11週 実習: ねじ製図
ねじ部品の作図実習
12週 機械要素部品
軸、キー類、ピン、軸受、軸継手、プーリ、歯車の理解(教科書p132~145)
13週 機械要素部品
溶接、ばね、配管、バルブの理解(教科書p146~162)
14週 配管図、計装図、CAD図
"住宅製図、シーケンス回路、PLC
配管図、アイソメ図、プロセス、CADの理解(教科書p164~229)"
15週 今までの履修事項まとめ
後期履修事項まとめ
16週 "定期試験
試験返却"
定期試験答えあわせ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験作製図面相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合30700000100
基礎的能力30700000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000