生物工学実験

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 生物工学実験
科目番号 0035 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材
担当教員 小倉 薫,山﨑 博人,根來 宗孝,中野 陽一,髙田 陽一,廣原 志保,茂野 交市,三留 規誉,島袋 勝弥,杉本 憲司,野本 直樹

到達目標

1.自主的に課題への取り組みを検討できる。
2.実験手法を習得して実験を設計できる。
3.実験結果を整理・解析して報告書をまとめることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1自主的に実験計画を立て、課題への取り組みを検討できる積極的に課題への取り組みを検討できる与えられた課題への取り組みを検討できる課題への取り組みを検討できない
評価項目2実験原理を理解して実験方法を習得し、実験を設計できる実験方法を習得し、実験を設計できる実験を設計できる実験を設計できない
評価項目3実験結果を整理・解析して報告書をまとめることができる実験結果を整理して報告書をまとめることができる報告書をまとめることができる報告書をまとめることができない

学科の到達目標項目との関係

JABEE (d)-(4) 説明 閉じる
教育目標 (A)② 説明 閉じる

教育方法等

概要:
第3・4学期開講
下記のテーマから取り組む研究課題を選択して、1/3年間実験に取り組む。実験を計画して実施し、その結果を解析して報告書を作成できるようになる。卒業研究での実験計画や実験技術へ発展できる。
授業の進め方・方法:
各教員に配属され、与えられた課題の実験を行う。講義・実習で習得した知識・技術を活用して、与えられた課題を実験的に検証して解決する能力を養う。具体的には、実験を計画して実施し、その結果を解析して整理し、報告書を作成する。卒業研究での実験計画や実験技術へ発展させる。
注意点:
到達目標①:課題への取り組みによって評価する。(20%)
到達目標②:報告書の内容(方法・結果)によって評価する。
到達目標③:報告書の内容(目的・結果・考察)によって評価する。(②と③で80%)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 小倉薫 1.有機化合物の合成実験
2.有機化合物の精製実験
3.有機薄膜の積層化実験
2週 山﨑博人 1.機能性高分子材料の合成実験
2.高分子の物性測定実験
3.生体触媒の固定化実験
3週 根來宗孝 1.蛋白質の単離・精製実験
2.インターラクトーム解析実験
3.バイオセンサ(グルコース濃度測定系)応用実験
4週 廣原志保 1.糖誘導体の合成実験
2.光増感剤の合成実験
5週 茂野交市 1.セラミックスの合成実験
2.セラミックスの特性評価実験
3.セラミックスの分析実験
6週 高田陽一 1.界面活性剤の精製実験
2.表面張力の測定実験
3.エマルションの調製実験
7週 三留規誉 1.DNAの抽出実験
2.酵素活性の測定実験
3.大腸菌の形質転換
8週 野本直樹 1. 下水の有機物、アンモニア性窒素除去試験
2. 微生物への化学物質の影響評価
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題への取り組み報告書の内容合計
総合評価割合2080100
知識の基本的な理解103040
思考・推論・創造への適用力01010
汎用的技能53035
態度・志向性(人間力)51015