国語ⅠA

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 国語ⅠA
科目番号 51001 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 経営情報学科 対象学年 1
開設期 1st-Q 週時間数 4
教科書/教材 「現代の国語」(大修館)、「言語文化」(大修館)、「常用漢字の基本演習」(東京書籍)、「カラー版新国語便覧」(第一学習社)
担当教員 畑村 学

到達目標

1、文中のキーワードやキーセンテンスに線を引くことができる。
2、キーワードやキーセンテンス等を利用して要約文やコメントを書くことができる。
3、正しい文字を、読みやすい楷書で書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1文中のキーワードやキーセンテンスに8割以上の正答率で線を引くことができる。文中のキーワードやキーセンテンスに7割の正答率で線を引くことができる。文中のキーワードやキーセンテンスに6割の正答率で線を引くことができる。文中のキーワードやキーセンテンスに6割未満の正答率でしか線を引くことができない。
評価項目2文中のキーワードやキーセンテンスをもとに、A評価以上(8割以上)の図解・要約文・コメントが書ける。文中のキーワードやキーセンテンスをもとに、Bプラスの評価(7割)の図解・要約文・コメントが書ける。文中のキーワードやキーセンテンスをもとに、B評価(6割)の図解・要約文・コメントが書ける。文中のキーワードやキーセンテンスをもとに、B評価以下(6割未満)の図解・要約文・コメントが書ける。
評価項目3出題された漢字や語彙に関する問題を8割以上解答できる。出題された漢字や語彙に関する問題を7割以上解答できる。出題された漢字や語彙に関する問題を6割以上解答できる。出題された漢字や語彙に関する問題を6割未満しか解答できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第1学期開講。
教科書の評論文を中心に、文中のキーワードやキーセンテンスに線を引きながら文章を読むことで、社会に出ても使える文章の読み方や、読解力の向上を目指す。また、読解力をさらに向上させるための要約文の作成や、読解した内容に対して自分のコメントを表現するためのコメントの書き方も学習する。
毎回の授業の最初に新聞の記事を用いたディクテーションを行い、聞く力を向上させ、社会への関心を喚起し視野を広げるとともに、常識的な漢字や語彙が書けるようにする。
授業の進め方・方法:
授業では毎回学習内容に関係する作業がある。
作業は個人の作業だけでなく、ペアワークやグループワーク等、アクティブ・ラーニングを多く取り入れる予定である。
「常用漢字の基礎演習」の学習範囲のテストを行う。
注意点:
教科書は毎時間必ず持参して下さい。
授業では毎時間プリント(A3、あるいはA4サイズ)を配布します。ノートを準備する必要ありませんが、プリントを綴じるためのファイル(2つ穴ファイル)を準備してください。
教科書や教科書以外の文章に線を引き、それをもとに要約文やコメントを書きます。三色のボールペン(赤、青、緑)を準備して下さい。1本で3色が使えるものが便利です。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
読解と要約①:線の引き方
シラバスを用い、授業の概要、到達目標、成績評価方法を理解できる。
文章を読解するための基本的な読書方法について理解できる。①
2週 読解と要約②:線の引き方
読解と要約③:キーワード
文章を読解するための基本的な読書方法について理解できる。②
論理的文章を読み、キーワードを見つけることができる。キーワードを用いた短い文章が書ける。①
3週 読解と要約④:キーワード
読解と要約⑤:キーワード
論理的文章を読み、キーワードを見つけることができる。キーワードを用いた短い文章が書ける。②
論理的文章を読み、キーワードを見つけることができる。キーワードを用いた短い文章が書ける。③
4週 読解と要約⑥:キーセンテンス
読解と要約⑦:キーセンテンス
論理的文章を読み、キーセンテンスを見つけることができる。①
論理的文章を読み、キーセンテンスを見つけることができる。②
5週 読解と要約⑧:図解と要約文
読解と要約⑨:図解と要約文
論理的文章の要約を図解や文章で記すことができる。①
論理的文章の要約を図解や文章で記すことができる。②
6週 読解と要約⑩:図解と要約文
読解とコメント①
論理的文章の要約を図解や文章で記すことができる。③
小説のキーワード、キーセンテンスを見つけ、それらを活用してコメントが書ける。 ①
7週 読解とコメント②
授業の振り返り
小説のキーワード、キーセンテンスを見つけ、それらを活用してコメントが書ける。 ②
授業を振り返り、学習内容の理解を深めることができる。
8週 定期試験
試験返却・解説
定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験レポート小テスト合計
総合評価割合60400100
知識の基本的な理解4020060
思考・推論・創造への適用力1020030
汎用的技能100010