国語ⅠC

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 国語ⅠC
科目番号 51003 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 経営情報学科 対象学年 1
開設期 4th-Q 週時間数 4
教科書/教材 『現代の国語』『言語文化』(大修館)、「常用漢字の基本演習」(東京書籍)、「カラー版新国語便覧」(第一学習社)
担当教員 末柗 昌子

到達目標

①様々な視点から古典文学に親しみ、鑑賞文を書くことができる。
②文学史の基礎知識を習得できる。
③文法事項を理解できる。
④歴史的仮名遣いを理解し、適切に音読できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1古文を鑑賞し、自分の感想を文章化できる。古文を鑑賞できる。古文を読解できる。古文が読解できない。
評価項目2文法事項を9割以上理解できる。文法事項を8割以上理解できる。文法事項を7割程度理解できる。文法事項の理解度が6割に満たない。
評価項目3文のリズムを意識しながら適切に音読できる。適切に音読できる。音読ができる。音読できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第4学期開講。
検定教科書を使用し、古文を学習する。
授業の進め方・方法:
教科書本文を読解する。内容理解のためにプリントを配付する。適宜、口頭試問を実施する。
注意点:
・提出物については、厳しく対応する。締切を厳守すること。
・授業中、プリントを配付する。ファイルを準備し、きちんと整理しておくこと。
・ノートの書き方を指示する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
4thQ
9週 ガイダンス
古文入門『宇治拾遺物語』①②
古文の学習目的が理解できる。
歴史的仮名遣い・古語・文法・古典常識を理解できる。
10週 古文入門『宇治拾遺物語』③④ 歴史的仮名遣い・古語・文法・古典常識を理解できる。
11週 物語『伊勢物語』①② 物語を読解し、鑑賞できる。
12週 物語『伊勢物語』③④ 物語を読解し、鑑賞できる。
13週 物語『伊勢物語』⑤⑥ 物語を読解し、鑑賞できる。
14週 和歌①② 和歌を読解し、鑑賞できる。
15週 和歌③④ 和歌を読解し、鑑賞できる。
16週 定期試験
試験返却・解説
学習の総まとめをすることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要旨・要点をまとめることができる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
社会生活で使われる語彙(故事成語・慣用句等を含む)を増やし、思考・表現に活用できる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
文学作品(小説・随筆・詩歌・古典等)を文脈に即して鑑賞し、そこに描かれたものの見方や登場人物の心情を説明できる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
言語的・文化的教養(語彙・知識等)に広く関心を持ち、そこで得られた知識や考え方を効果的な表現に活用できる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
言語作品の読解を通して、人間や社会の多様な在り方についての考えを深め、自己を客観的に捉えたり自分の意見を述べることができる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
常用漢字を中心に、日本語を正しく読み、表記できる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
課題や条件に応じ、根拠に基づいて議論できる。2後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。2後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16

評価割合

試験レポート小テスト口頭試問合計
総合評価割合7010155100
知識の基本的な理解60515585
思考・推論・創造への適用力1050015