科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 芸術
科目番号 51017 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 経営情報学科 対象学年 1
開設期 3rd-Q 週時間数 4
教科書/教材 「高校生の音楽➀」小原光一(教育芸術社) / 配布プリント
担当教員 浅原 京子,吉田 美香

到達目標

1 世界の様々な地域・時代・ジャンルの音楽に関心を持ち、説明することができる。 
2 楽典の基礎知識を確認し、発展させることができる。
3 ギターの初歩演奏知識と技術を習得することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)最低限の到達レベルの目安(可) 未到達レベルの目安(不可)
評価項目1様々な音楽に対し高い関心を持ち十分説明ができる。 様々な音楽に対し関心があり説明ができる。 様々な音楽に対し基本的な事柄はほぼ説明ができる。様々な音楽に対し関心が薄く説明が難しい。
評価項目2楽典の基礎知識を持ち十分発展させることができる。楽典の基礎知識を持ちある程度発展させることができる。楽典の基礎知識は概ね確認できる。楽典の基礎知識が不足している。
評価項目3課題を確実に演奏できる。課題をある程度確実に演奏できる。確実さには欠けるが課題を最後まで演奏できる。課題を最後まで演奏できない。意欲が感じられない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第3学期開講
生涯音楽を愛好する人間性豊かな技術者となることを願い、学校音楽教育最後の本授業は以下の2点を柱とする。
⓵実際の演奏や鑑賞に役立つ基礎力を身につけ、音楽的自立を目指す。  
⓶世界の様々な音楽を通して、互いの違いを認め共感・共生する心と豊かな感性・表現力を身に付ける。
授業の進め方・方法:
1回の授業を前半と後半に分け、実技・鑑賞・楽典・音楽史等バランス良く取り組む。
期間中2回の実技テストと数回のプリント提出があり、最後に筆記試験(定期試験)を行う。
毎回の授業で宿題(教科書を読む、楽典問題、まとめ、調べ等)を課す。
注意点:
演奏や鑑賞を楽しむためには相応の集中力が必要なことを踏まえて授業に臨むこと。
(授業態度・忘れ物等で減点になることがある。)
プリントを配布するので一括してファイル(A4)等に綴じすべて毎授業持ってくること。
新型コロナ、学校スケジュール 、授業の進行状況などにより授業内容が変更されることがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ①導入
ギター演奏
②『宇部高専校歌』 について
ギター演奏
①シラバスから学習の意義、授業の進め方、評価方法を理解できる。
ギター入門の知識を得て楽器に慣れ親しむことができる。
②校歌の特徴を理解し親しむことができる。
ギター入門の知識を得て楽器に慣れ親しむことができる。
2週 ③西洋音楽史(古典派とロマン派)
ギター演奏
④西洋の音楽『モーツァルトの旅』
ギター演奏
③古典派とロマン派についてその音楽と主な作曲家を時代背景と共に理解できる。
タブ譜の読み方を理解できる。
④『モーツァルトの旅』の足跡をたどり、その半生を理解できる。
音階・簡単なメロディの弾き方を理解できる。
3週 ⑤ギター演奏
ギター練習
⑥ギターテスト
⑤音階・簡単なメロディを弾くことができる。
実技テストに向けて練習する。
⑥実技テストとプリント課題により1~5回の内容を確実に身につけることができる。
4週 ⑦楽典
ギター演奏
⑧西洋の音楽『ショパンのピアニズム』
ギター演奏
⑦楽典の基礎知識を確認・発展させることができる。
タブ譜の読み方を定着させ、アルペジオ奏を理解できる。
⑧『ポロネーズ〈英雄〉』を鑑賞し、ピアノが持つ表現力の可能性を追求したショパンの音楽を理解できる。
メロディ奏を発展させ、アルペジオ奏を習得できる。
5週 ⑨西洋の音楽『プッチーニのオペラ』
ギター演奏
⑩日本の伝統芸能とその音楽『歌舞伎』
ギター演奏
⑨オペラ『トゥーランドット』を鑑賞し、西洋舞台芸術のあらましを理解できる。
メロディ奏を発展させ、アルペジオ奏を習得できる。コードとストローク奏を理解できる。
⑩日本の伝統的な舞台芸能歌舞伎のあらましとその音楽を理解できる。
メロディ奏を発展させ、アルペジオ奏・ストローク奏を習得し、弾き語りに取り組むことができる。
6週 ⑪日本の伝統芸能とその音楽『歌舞伎』
ギター演奏
⑫ギター演奏
ギター練習
⑪歌舞伎『京鹿子娘道成寺』を鑑賞し、日本の伝統音楽に親しむことができる。
メロディ奏を発展させ、アルペジオ奏・ストローク奏を習得し、弾き語りに取り組むことができる。
⑫メロディ奏・アルペジオ奏・ストローク奏ができ、弾き語りに取り組むことができる。
実技テストに向けて練習する
7週 ⑬ギターテスト
⑭世界の諸民族の音楽
楽典
⑬実技テストとプリント課題により7~12回の内容を確実に身につけることができる。
⑭世界の様々な地域の音楽にふれ、その特性を理解できる。
楽典の基礎知識を確認・発展させることができる。
8週 期末試験
⑮答案返却・解答解説
全体の学習事項のまとめ
授業アンケートの実施
期末試験の準備と実施により、本授業の内容を確実に身につけることができる。
⑮期末試験の解説により、学習内容の理解を深めることができる。
全体のまとめを行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験提出物・態度ギターテスト合計
総合評価割合403030100
基礎的能力403030100
専門的能力0000
分野横断的能力0000