英語表現ⅠA

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語表現ⅠA
科目番号 51020 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 経営情報学科 対象学年 1
開設期 3rd-Q 週時間数 4
教科書/教材 『EARTHRISE English Logic and ExpressionⅠAdvanced』、『EARTHRISE I 活用ノート』、『EARTHRISE I ワークブック』、『EARTHRISE I レッスンブック 24』、『EARTHRISE 総合英語』、『必携 英単語 LEAP』、『LEAP 活用ノート 2』
担当教員 浅原 京子,石川 源一

到達目標

英語運用の基礎となる知識や技能を習得し、自ら考え判断しながら、実際の英語によるコミュニケーションの場面で活用できる。
(1)読んだり聞いたりしながら英文の概要を理解して内容に関する質問に答えたり、学習した語彙・文法・構文を場面や目的に合わせて適切に運用することができる。
(2)教科書のテーマや学習した内容に沿った話題、身近な事柄について、相手との質問や応答により情報交換をしたり、情報や考えを基本的な表現を用いて伝えたりすることができる。
(3)教科書のテーマや学習した内容に沿った話題、身近な事柄について、情報や考えを整理し、基本的な表現を用いてまとまりのある文章を書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的な文法項目や文構造を理解し、それらのルールに合わせて修飾語句、単語を応用した文を作ることができる。基本的な文法項目や文構造を理解し、それらのルールに合わせて単語を入れ替えた文を作ることができる。基本的な文法項目や文構造を理解し、それらを用いた最小限の文を作ることができない。基本的な文法項目や文構造を理解し、それらを用いた最小限の文を作ることができない。
評価項目21200語程度の基本的な単語、280語程度の熟語を発音し、書くことができる。1050語程度の基本的な単語、245語程度の熟語を発音し、書くことができる。900語程度の基本的な単語、210語程度の熟語を発音し、書くことができない。900語程度の基本的な単語、210語程度の熟語を発音し、書くことができない。
評価項目3自分の伝えたいことを表現するために既習の語彙と文法、接続語用いて、段落構成のあるまとまりのある英文を作ることができる。自分の伝えたいことを表現するために、既習の語彙と文法に加えて、接続語句を用いて英語で表現することができる。自分の伝えたいことを表現するために既習の語彙と文法を用いて、英文を作ることができない。自分の伝えたいことを表現するために既習の語彙と文法を用いて、英文を作ることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日常的な話題や社会的な話題など、多彩な場面で用いられる英文を通して適切な表現方法を学ぶとともに、語彙・文法・構文・構成等の重要な基本事項を学習します。さまざまな練習問題や活動を通して、「読む・聞く」スキルだけでなく、「話す(やりとり・発表)・書く」スキルを重点的に伸ばします。外国語学習は、スポーツや楽器演奏、歌唱などと同様に、思考と学びと練習とを基礎から地味に積み重ねて身につけるスキルです。続ければ上達し、分かることや伝わることが増えて面白く楽しくなってきます。理解しながら続けることから始めましょう。
授業の進め方・方法:
・基本的には教科書の内容に沿ってレッスンごとに進み、毎回「読む」「聞く」「書く」「話す」スキルを伸ばす練習問題や課題、ペアワーク、グループワークを含みます。
・授業中の態度や発表、課題への取り組み状況を評価に含めます。
・達成度評価は期末試験50%、小テスト20%、課題発表30%とします。ただし、実際の進度等によって変更する場合があります。
注意点:
中学校の英語学習では、説明されていない英語のルールについて学びます。これまでわからなかったこと、知らなかったことについて、新しい発見と喜びのある英文法の授業になることを期待しています。一方で、英文法の学習は日々の積み重ねです。毎日少しづつでも、英語に触れる時間を作るようにしましょう。
・授業には毎回、予習・復習をして臨むこと。スケジュール詳細は別途指示する。
・授業には教科書(『EARTHRISE I』)、『EARTHRISE I 活用ノート』、『EARTHRISE ワークブック』等、指示された教材を持参し、活用すること。
・授業中の活動(リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング)には積極的に参加すること。
・小テスト(『必携 英単語 LEAP』・『LEAP 活用ノート 2』)や課題提出等の予定・内容の詳細は別途指示する。計画的に取り組み、発表・提出期限を守ること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ① 導入:授業の概要説明 
 はじめに
② Lesson 1-1
・シラバスの内容を理解する。授業の概要と予定、学習内容を知る。
・学習した語彙・文法・表現を理解し、利用できる。内容に関する質問に答え、学んだ表現を使って情報や考えを表現することができる。
2週 ③ Lesson 1-2、小テスト①
④ Lesson 2-1
・学習した語彙・文法・表現を理解し、利用できる。内容に関する質問に答え、学んだ表現を使って情報や考えを表現することができる。
3週 ⑤ Lesson 2-2
⑥ Review, 発展演習、小テスト②
・学習した語彙・文法・表現を理解し、利用できる。内容に関する質問に答え、学んだ表現を使って情報や考えを表現することができる。
4週 ⑦ Lesson 3-1
⑧ Lesson 3-2
・学習した語彙・文法・表現を理解し、利用できる。内容に関する質問に答え、学んだ表現を使って情報や考えを表現することができる。
5週 ⑨ Lesson 4-1、小テスト③
⑩ Lesson 4-2
・学習した語彙・文法・表現を理解し、利用できる。内容に関する質問に答え、学んだ表現を使って情報や考えを表現することができる。
6週 ⑪ Review, 発展演習
⑫ Lesson 5-1、小テスト④
・学習した語彙・文法・表現を理解し、利用できる。内容に関する質問に答え、学んだ表現を使って情報や考えを表現することができる。
7週 ⑬ Lesson 5-2
⑭ Review
・学習した語彙・文法・表現を理解し、利用できる。内容に関する質問に答え、学んだ表現を使って情報や考えを表現することができる。
8週 期末試験
⑮試験返却・解答解説・まとめ
既習事項の定着状況を確認する。
期末試験の結果を基に機種事項の理解度や得意・不得意を知る。全体を振り返り、取り組み方法の改善と今後の目標設定に役立てる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1後1,後2,後3,後4,後6,後7,後8
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8

評価割合

試験レポート小テスト合計
総合評価割合503020100
基礎的能力503020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000