リサーチワークショップⅠA

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 リサーチワークショップⅠA
科目番号 51030 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 経営情報学科 対象学年 1
開設期 2nd-Q 週時間数 4
教科書/教材 なし
担当教員 碇 智徳,岸川 善紀,挾間 雅義,杉山 透

到達目標

1.研究の基礎となる目標設定および目標達成のためのスケジューリングができる。
2.研究の基礎となる知識・技術の重要性を理解できる。
3.与えられたテーマに対する実践的行動の結果をレポートにまとめることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1研究の基礎となる目標設定および目標達成のためのスケジュールをともに綿密に構築できる。研究の基礎となる目標設定および目標達成のためのスケジュールを概ね構築できる。研究の基礎となる目標達成のためのスケジュールを構築できる。研究の基礎となる目標達成のためのスケジュールを構築できない。
評価項目2研究の基礎となる知識・技術の重要性を自ら深く理解できる。研究の基礎となる知識・技術の重要性を自ら概ね理解できる。研究の基礎となる知識・技術の重要性につて,教員の説明内容を理解できる。研究の基礎となる知識・技術の重要性を理解できない。
評価項目3与えられたテーマに対する実践的行動の結果をレポートに分かり易くまとめることができる。与えられたテーマに対する実践的行動の結果のうち,重要な箇所をレポートにまとめることができる。与えられたテーマに対する実践的行動の結果のうち,基礎的な箇所をレポートにまとめることができる。与えられたテーマに対する実践的行動の結果をレポートにまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
各専門学科において,グループ単位でテーマを決めて調査研究を行い,研究を行う上で必要な素養を学び、専門的な文献を読むための日本語及び英語の語彙力を習得する。本科目では,1・2年次に学ぶ学習内容が専門領域とどのように関連し,その後の専門科目との繋がりおよび最終ゴールである卒業研究との関係性を把握することにある。 本科目は5年生のリサーチワークショップIIと一部同時開講であり,5年生が講義の指導役を担う。
授業の進め方・方法:
本科目では知識を深めるのはもちろんだが,得た知識と1年次に学ぶ科目との関連性を見出すことが要求される。また,5年生が指導.進行を担いグループ単位でミニ卒研に取り組むことから,グループ学習の基本である自らの思考の言語化,他者と議論できる能力,研究に必要な計画性や複眼的視点が要求される。
注意点:
従来型の座学のように,教員から降ってくる知識を吸収するのみという受け身型の学習を想定していない。研究を行う上で必要な知識・技術の幅の広さを貪欲に吸収し,最終学年のゴールである卒業研究にて要求されるメンタリティを確立して欲しい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
2ndQ
9週 イントロダクション
調査研究(1)
本講義の進め方およびゴールを把握できる。
グループ単位で行われる研究(具体的にはオープンデータを用いた経済分析や地域研究を行う)の基礎知識を把握できる。
10週 調査研究(2) グループ単位で行われる研究の基礎知識を把握できる。
11週 調査研究(3) グループ単位で行われる研究の基礎知識を把握できる。
12週 調査研究(4) グループ単位で与えられたテーマに対して実践的行動ができる。
13週 調査研究(5) グループ単位で与えられたテーマに対して実践的行動ができる。
14週 調査研究(6) グループ単位で与えられたテーマに対して実践的行動ができる。
15週 調査研究(7) 実践的行動の結果をレポートにまとめることができる。
16週 まとめ 本講義で学んだ内容を整理するとともに,研究活動を行うため必要な素養や視野の広さを理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度レポート合計
総合評価割合0001090100
知識の基本的な理解 00003030
思考・推論・創造への 適用力00003030
汎用的技能000000
態度・指向性(人間力)00010010
総合的な学習経験と創造的思考力00003030