到達目標
1. 政治・経済・文化・宗教の観点から他国・他地域の特徴を理解できる。
2. 技術者として必要な技術者倫理・情報倫理および知的財産の社会的意義や重要性を理解できる。
3. 技術者としてのキャリアパスを理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | 政治・経済・文化・宗教の観点から他国・他地域の特徴を理解し,自らの文化と関連付けることができる。 | 政治・経済・文化・宗教の観点から他国・他地域の特徴を理解し,自らの文化との違いを説明できる。 | 政治・経済・文化・宗教の観点から他国・他地域の特徴を理解できる。 | 政治・経済・文化・宗教の観点から他国・他地域の特徴を理解できない。 |
評価項目2 | 技術者として必要な技術者倫理・情報倫理を理解し,技術者としてすべきことを考えるとともに知的財産の必要性を説明できる。 | 技術者として必要な技術者倫理・情報倫理を理解し,技術者としてすべきことを考えることができる。 | 技術者として必要な技術者倫理・情報倫理が理解できる。 | 技術者として必要な技術者倫理・情報倫理が理解できない。 |
評価項目3 | 技術者としてのキャリアパスを理解し,自らの未来を模索するとともに,本校での学修内容と関連づけることができる。 | 技術者としてのキャリアパスを理解し,自らの未来を模索できる。 | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
第1学期および第3学期開講
本科目は現代の技術者が有するべきジェネリックスキル(汎用的能力)の修得を目指すものであり,その内容は多岐にわたる。前半では,グローバリゼーション・異文化多文化理解,キャリアカルテを取り上げ,グローバル社会に対応可能な視野拡大を目指す。後半では技術者倫理,情報倫理,知的財産といったエンジニアが有するべき倫理感とその対象領域を俯瞰する。中盤では,海外研修Ⅰ・Ⅱおよびプロジェクト学習Ⅰとの連動しつつ,その事前・事後学習を実施する。
授業の進め方・方法:
本講義のほとんどは合同講義室における講義であり,レポートによる評価を行う。知識や技術を深めるのはもちろんだが,得た知識をまとめる能力と実践が必要とされる。ワークショップでは自らの思考を言語化するとともに,他者の考え方を理解・咀嚼し,議論を深める能力が求められる。最終的に,グローバル化を前提とした技術者として活躍するための「幅広い視野」の獲得を目指す。
注意点:
本講義では,教員から降ってくる知識を吸収するのみという受け身型の学習を想定していない.上記に示したように,知識と実問題を結び付けるため,それらの関連性に常に注意を払い,知の構造化を図って欲しい.また,ワークショップでは自らの意見を積極的に開陳するとともに,各テーマに沿った議論を深めて欲しい.以上の意識を持って取り組むことで,自らの視野を広げられるとともに,一般科目・専門科目を学ぶ必要性を理解でき,自らのキャリア形成に役立てることができると確信している.
なお,外部講師の都合により,授業内容に掲げた開催週が変更となる場合がある。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
ジェネリックスキルⅡについて,評価方法や授業内容等の説明を行う
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2週 |
グローバリゼーション・異文化多文化理解(1) |
様々な国の文化や歴史に興味を持ち,その違いを理解し,説明できる.
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3週 |
グローバリゼーション・異文化多文化理解(2) |
様々な国の文化と自分たちの文化とを関連付けて説明できるとともに,政治経済に与える影響を説明できる.
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4週 |
グローバリゼーション・異文化多文化理解(3) |
様々な国や地域の特色を理解し,持続的発展に技術者として果たすべき役割とそれに伴う責任と行動について説明できる.
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5週 |
【キャリア教育】 ポートフォリオ/キャリアカルテ |
自分を客観的に見つめ,その状態を言語化するとともに,在学中のロードマップを把握し,将来像を描くことができる。 自らのキャリアパスを検討し,今後の学生生活および卒業後の未来像を設計できる.
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6週 |
長期学外学修・プロジェクト学習の事前教育(1) |
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7週 |
長期学外学修・プロジェクト学習の事前教育(2) |
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8週 |
長期学外学修・プロジェクト学習の事後教育(1) |
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2ndQ |
9週 |
長期学外学修・プロジェクト学習の事後教育(2) |
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10週 |
【キャリア教育】 女子学生のライフプラン |
女子学生向け,技術者向けライフプランについての講義を受け技術者としての自身のキャリアについて考える事ができる.
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11週 |
技術者倫理の基本と実践 |
技術者を目指すものとして社会的背景や重要性を理解し ,社会における役割と責任を説明できる.
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12週 |
情報倫理(1) |
情報技術が社会に及ぼす影響について理解し,技術者として取るべき行動が理解できる.
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13週 |
情報倫理(2) |
情報技術が個人情報や著作権などの法律との関連について理解し,技術者として取るべき行動が理解できる.
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14週 |
知財教育 |
知的財産とは何かが説明できる. 知的財産の社会的意義や重要性などの知的財産の基礎について説明できる.
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15週 |
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16週 |
まとめ |
本講義で学んだ内容を整理するとともに,グローバルに活躍する技術者に必要な素養や視野の広さを理解できる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
知識の基本的な理解 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 70 | 70 |
思考・推論・創造への適応力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 30 |
汎用的技能 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
態度・志向性(人間力) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |