到達目標
1.製造業における原価計算及び会計処理に関する知識と技術を習得させ,原価の概念について理解させる。
2.原価計算から得られる情報を活用する能力と態度を育てる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 原価計算の目的について説明できる。 | 原価計算の目的について概ね説明できる。 | 原価計算の目的について大抵説明できる。 | 原価計算の目的についてほぼ説明できない。 |
評価項目2 | 原価の計算を行うのに必要な理論を説明できる。 | 原価の計算を行うのに必要な理論を概ね説明できる。 | 原価の計算を行うのに必要な理論を大抵説明できる。 | 原価の計算を行うのに必要な理論をほぼ説明できない。 |
評価項目3 | 原価計算の計算問題を
ができる。 | 原価計算の計算問題が概ね程度できる。 | 原価計算の計算問題が程大抵できる。 | 原価計算の計算問題がほぼできない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
1学期開講。
授業の進め方・方法:
この講義では、製造業で用いられる簿記である工業簿記と製品原価の計算方法について学びます。専門科目に入ると、初めて聞く内容が増えてきて理解するのも大変になります。この講座では、教科書に出てくる難解な内容をできるだけかみくだいて説明したり、身の回りの具体的なものに例えて説明することを心がけて授業を行う予定です。
注意点:
1・2年生の頃に学習した商業簿記について復習しておくこと。授業の時は、必ず電卓を持参すること。関数電卓ではなく、簿記用の電卓を準備すること。授業中は、寝ない。しゃべらない。メリハリが必要です。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 工業簿記、原価計算 費目別原価計算① |
・シラバスから学習の意義、授業の進め方、評価方法を理解できる。 ・工業簿記手続きの一巡を理解できる。 ・原価の意味、原価計算の目的について理解できる。 ・材料の分類と購入・出庫の仕訳が理解できる。 ・材料元帳の記帳が理解できる
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2週 |
費目別原価計算② 費目別原価計算③ |
・予定価格法が理解できる。 ・賃金の分類と支払、消費の仕訳が理解できる。 ・予定賃率を用いた賃金の処理が理解できる。 ・経費の分類と消費の仕訳が理解できる
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3週 |
個別原価計算① 個別原価計算② |
・原価計算表と製造勘定の関係を理解できる。 ・製造間接費の配賦計算を理解できる。 ・製造間接費の予定配賦を理解できる。
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4週 |
個別原価計算③ 部門別原価計算① |
・仕損品の処理を理解できる。 ・部門の意義、分類ができる。 ・部門共通費の配賦計算を理解できる。
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5週 |
部門別原価計算② 部門別原価計算③ |
・補助部門費の配賦計算を理解できる。 ・製造部門費の予定配賦計算について理解できる。
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6週 |
総合原価計算①・単純総合原価計算 総合原価計算②・等級別原価計算
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・月末仕掛品原価の計算を理解できる。 ・加工進捗度の意味を理解できる。 ・先入先出法による計算を理解できる。 ・総平均法による計算を理解できる。 ・等価係数を理解できる。
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7週 |
総合原価計算③・組別総合原価計算 総合原価計算④・工程別総合原価計算 |
・組直接費、組間接費を理解できる。 ・副産物の処理を理解できる。 ・2つの工程の計算ができる。 ・仕損が発生した場合の計算ができる。
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8週 |
定期試験 答案返却・解答解説 全体の学習事項のまとめ 授業改善アンケートの実施 |
・試験問題の解説を通じて、間違った箇所を理解できる。 ・全体の学習事項のまとめが理解できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 経済・ビジネス系分野 | 会計 | 工業簿記の特色と仕組みについて説明できる。 | 4 | |
原価の概念と種類について説明できる。 | 4 | |
原価の費目別計算ができる。 | 4 | |
個別原価計算ができる。 | 4 | |
総合原価計算ができる。 | 4 | |
標準原価計算の目的と差異分析について説明できる。 | 4 | |
直接原価計算の目的と予算分析について説明できる。 | 4 | |
意思決定会計について説明できる。 | 4 | |
事業投資について説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 小手テスト | 宿題・レポート | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 15 | 15 | 100 |
知識の基本的理解【知識・記憶、理解レベル】 | 10 | 10 | 10 | 30 |
思考・推論・創造への適用力【適用、分析レベル】 | 50 | 5 | 5 | 60 |
汎用的技能【論理的思考力】 | 10 | 0 | 0 | 10 |
態度・志向性(人間力)【】 | 0 | 0 | 0 | 0 |
総合的な学習経験と創造的思考力【】 | 0 | 0 | 0 | 0 |