地域教育Ⅰ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 地域教育Ⅰ
科目番号 52027 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 経営情報学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 仙波 伸也,田川 晋也

到達目標

(1−1)「ものづくり」または「小中学生の教育支援」に関わる教室または講座等を企画して実施することができる。
(1−2)専門知識を活用して「高齢者の支援や地域の活性化などを目的とした地域の課題」に取り組み、その解決策を提案することができる。
(2)修得した知識・技術を活用し,教材や資料等を作成することができる。
(3)科学技術に関わる事柄を,分かり易く説明することができる。
(4−1)集団をまとめ,指導力を発揮することができる。
(4−2)チーム内で役割を分担し、課題解決に取り組むことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1-1「ものづくり」または「教育支援」に関わる教室について,すべて自ら企画をして実施することができる。「ものづくり」または「教育支援」に関わる教室について,8割の内容を企画をして実施することができる。「ものづくり」または「教育支援」に関わる教室で,指導教員が企画した内容について補助を受けながら実施することができる。「ものづくり」または「教育支援」に関わる教室を企画もしくは実施することができない。
評価項目1-2専門知識を活用して地域の課題解決に取り組み,その解決策を提案するとともに,その効果や影響等を考察し,評価することができる。専門知識を活用して地域の課題解決に取り組み,その解決策を提案するとともに,その効果や影響等について考察することができる。専門知識を活用して地域の課題解決に取り組み,その解決策を提案することができる。取り組んだ地域の課題について,その解決策を提案することができない。
評価項目2修得した知識・技術を活用し,過去に作成された教材を自ら収集し同様な教材や資料等を作成することができる。修得した知識・技術を活用し,過去に作成された教材を自ら収集し同様な教材や資料等を8割以上作成することができる。教員から提示された過去に作成された教材を参考にしながら,同様な教材や資料を作成することができる。教員から提示された過去に作成された教材を参考にしながら,教材や資料を作成することができない。
評価項目3科学技術に関わる事柄を,対象者の8割以上が理解できるように分かりやすく説明することができる。科学技術に関わる事柄を,対象者の7割以上が理解できるように分かりやすく説明することができる。科学技術に関わる事柄を,対象者の5割以上が理解できるように分かりやすく説明することができる。科学技術に関わる事柄を,対象者に説明することができない。
評価項目4-18割以上の小学生もしくは中学生をまとめ,指導力を発揮できる。7割以上の小学生もしくは中学生をまとめ,指導力を発揮できる。5割以上の小学生もしくは中学生をまとめ,指導力を発揮できる。小学生もしくは中学生をまとめ,指導力を発揮できない。
評価項目4-2チーム内で役割を分担し、他のメンバーの分担量を把握しながら協力して課題解決に取り組むことができる。チーム内で役割を分担し、協力して課題解決に取り組むことができる。チーム内で役割を分担し、課題解決に取り組むことができる。チーム内で役割を分担し、課題解決に取り組むことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
地域教育は下記に定義されているいずれかの内容に関して取り組むものである。
(1) 学生が地域の小学校・中学校の児童生徒に対して「ものづくり」または「教育支援」教室を企画開催する。
(2) 地域の活性化等を目的とした地域の課題解決に取り組む。
授業の進め方・方法:
1)本科目の履修時間は,事前教育,教室の実施及び事後教育についての合計が30時間以上とする。
2)本科目を履修する学生は,本校教員の指導のもとで実施し,別途定める以下の書類を提出する。履修前に,指導教員と相談の上,①地域教育履修願届。②「地域教育」参加・履修日誌,③地域教育報告書,を12月末日までに提出する。地域教育報告書には,教材,資料,対象者へのアンケート調査結果等,参考となる書類を添付する。
なお,上記書式は本校ホームページ/在校生向けページよりダウンロードする。
注意点:
履修時間には,履修学年以前に参加した時間数を含めることができる。ただし,履修学年における履修時間は15時間以上とする。なお,参加又は履修学年で原級留置となった場合の時間数は,参加時間数として認めるものとする。ただし、定義の異なる参加時間及び履修時間を合計することはできない。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 本科目を履修する学生は,複数名からなる班を編成し,1つのテーマを提案し,地域の小・中学生を対象とした「ものづくり」または「教育支援」教室を企画する。 「ものづくり」または「教育支援」に関わる教室を企画することができる。
2週 本科目を履修する学生は,複数名からなる班を編制し,地域の活性化等を目的とした地域の課題解決に取り組む。 地域活性化等に関わる解決策を提案することができる。
3週 修得した知識・技術を活用し,教材や資料等を作成する。 修得した知識・技術を活用し,教材や資料等を作成することができる。
4週 企画した「ものづくり」または「教育支援」教室を実施する。 「ものづくり」または「教育支援」に関わる教室を実施することができる。
5週 活動成果を報告書にまとめる。
活動成果について発表会もしくは面接を実施する。
活動成果を期限内に報告書を提出し、内容について説明することができる。
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価地域教育報告書報告会または面接その他合計
総合評価割合00060355100
知識の基本的な理解0001510025
思考・推論・創造への適応力0001510025
汎用的技能0003015045
態度・志向性(人間力)0000055
総合的な学習経験と創造的思考力0000000