概要:
本講義は、一般科目のなかでも「歴史B」に該当します。第2学期に開講される「歴史B」では、第一次世界大戦から第二次世界大戦までを対象にします。通史的な学習ではなく、重要なテーマを取りあげ、それをほりさげる形で歴史への体系的な理解と思考を獲得することを目指していきます。
授業の進め方・方法:
本講義は、双方向型の授業展開を心がけます。受講生の皆さんとも積極的にコミュニケーションをとりながら進めていきますので、活動を通じて近現代史への体系的な理解を育んでいってください。配布プリントがあるため整理するためのファイルを用意しておいてください。日ごろから「学び」を丁寧に「整理」しておく習慣をつけましょう。
注意点:
本講義は、前時で扱ったテーマが次の時間につながることが多いです。「学び」への意識をもって各回の授業にのぞんでください。担当講師として最大限の応援・支援をします。「学び手」としてのICT活用は推奨します。授業連絡や課題提出もオンラインシステムを活用するため、よく確認しておくこと。授業運営に支障が出るメリハリのない私語や授業途中での前方からの入室なども慎んでください(ゼロ・トレランス)。また、授業と無関係で他人に迷惑がかかる情報機器(スマホ、パソコン、イヤホン)の操作も同様に慎んでください。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 3 | |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 3 | |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | 前11,前12,前14,前15,前16 |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | |