到達目標
・データの扱い方について理解できる
・統計に必要な基本的指標の計算ができる
・事象から順列・組み合わせおよび確率に関する問題を解くことができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 最低限の到達レベル(可) | 未到達レベルの目安 |
データの整理 | データの散らばりを検証し的確な判断をすることができる。 | データを整理し、特徴を考慮しながら度数分布を作成することができる。 | データー整理に必要な基本的な評価指標があることを理解し、計算することができる。 | データの整理ができない |
順列・組合せ
確率 | やや複雑な問題から、順列と組合せを的確に判断して使用することができる。さらに、確率の複雑な問題を解くことができる。 | 問題から、順列と組合せを的確に判断して使用することができる。さらに、確率の問題を解くことができる。 | 順列、組合せ、確率の基本計算ができる | 計算が出来ない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
第3学期開講科目
前期の統計学では、データの持つ様々な情報を集約して取り出しわかりやすく表現し、データから結論を導き出す方法です。第3学期では、統計学の基本となる様々な考え方と計算方法について講義する。
授業の進め方・方法:
・テキストと教員が配布するプリントを用いる
・授業はホワイトボードでおこなう
・課題は毎回あります
・エクセルによる演習があります。(今年度より)
・中間試験を実施する(統計学Ⅱも同様)
・配布プリントは、授業内容をまとめたもの(資料①)、授業で扱う例題(資料②)、課題プリント(資料③)、演習問題(資料④)で構成される。B5サイズのカラープリントを配布し、ノートに貼り付けやすいようにしています。色による区別ができます。
注意点:
データの基本的な扱い方について説明をする。内容は難しくはない。後半から順列・組合せ、確率について学習する。様々な演習問題を解いて理解する必要がある。
統計検定3級レベル相当の内容を扱う。資格を受けてみようと思う人は是非、研究室へお越しください。希望があれば資格対策をいたします。
その他では統計検定や情報処理技術者試験に関する演習問題をおこなう。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション 第1回:データのいろいろ ・質的データと量的データ ・記述統計と推測統計 第2回:度数分布とヒストグラム ・度数、相対度数、累積度数、度数分布表 |
統計学Ⅰで学習内容を把握できる 質的と量的の区別ができる 統計には二つあることを理解し、区別できる データをまとめるための基本手法(度数分布)を理解できる 度数分布に必要なパラメータを求めることができる
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2週 |
第3回:データ整理 ・平均、中央値、分散、標準偏差、最頻値 第4回:さまざまな平均 ・加重平均、幾何平均 |
データ整理に必要な指標を知り、求めることができる 幾何平均と加重平均、算術平均の違いが理解できる 幾何平均と加重平均を求めることができる
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3週 |
第5回:データのちらばり ・平均絶対偏差、分散・標準偏差、変動係数 第6回:データのちらばり ・ジニ係数、基準化変数 |
データの散らばり具合について理解することができる データの散らばりでデータ間の性質を理解することができる
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4週 |
第7回:中間試験前演習問題 第8回:中間試験 |
前半の内容を理解できる。
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5週 |
第9回:試験返却 第10回:二つのデータ間の関係 ・散布図、相関、共分散 |
散布図から相関があるまたはないの区別ができる データを用いて相関を求めることが出来る。
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6週 |
第11回:確率①別資料にて授業 ・順列と組合せ 第12回:確率②別資料にて授業 ・確率 |
順列と組合せの計算ができる。 順列と組合せの区別ができる。
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7週 |
第13回:順列と組合せおよび確率の問題演習 第14回:試験に関する説明 |
順列と組合せおよび確率の演習問題を解くことが出来る。
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8週 |
第15回:定期試験 最終回:試験返却と統計検定の紹介 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 経済・ビジネス系分野 | 数理統計 | 一次元データを整理してヒストグラムを作成できる。 | 4 | |
一次元データの平均、分散、標準偏差を求めることができる。 | 4 | |
二次元データを整理して散布図を作成できる。 | 4 | |
二次元データから相関係数・回帰曲線を求めることができる。 | 4 | |
評価割合
| 中間試験 | 期末試験 | 課題・レポート | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 50 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 15 | 25 | 10 | 50 |
専門的能力 | 15 | 25 | 10 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |