到達目標
・経営戦略論における基本的な分析手法を理解することができる。
・分析手法をもとに実際の企業を分析することができる。
・競争優位について分析した結果について独自の見解を述べることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 講義中に出てきたすべての戦略についてそれぞれの特性を理解した上で分析手法を理解できる。 | 講義中に出てきた戦略(ポーター)についてそれぞれの特性を理解した上で分析手法を理解できる。 | 各戦略の特性を理解していないため分析手法も理解できない。 |
評価項目2 | 客観的な分析結果に基づき、過去に学んだ見解を基にしながら批判的側面を含む独自の見解を述べることができる。 | 客観的な分析結果に基づき、過去に学んだ見解を基にしながら、類似の見解を示すと同時に独自の見解も加えられる(半分程度) | 分析結果と見解が合致していない。あるいは大きく矛盾している。 |
評価項目3 | 自分で集めた情報をもとに事例を作成し考察を述べることができる。 | 自分で集めた情報をもとに事例を作成できる。 | 自分で集めた情報をもとに事例を作成できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
第2学期開講科目
現代企業が直面している競争環境のなかで勝ち抜き、存続させていくために必要な戦略について学びます。
授業の進め方・方法:
本講義では、企業戦略を立てるうえでの基本的な分析ツールを身に付けます。具体的には企業の競争優位を確立することに主眼を置きます。
注意点:
特にレポートに関しては、期日や記述量など規定条件を満たす必要があるので注意しましょう。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
4thQ |
9週 |
講義内容および評価方法紹介,戦略論概要、 SWOT analysis |
講義の進め方や評価方法、意義について理解し説明することができる。
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10週 |
Five-Force 1 and PEST analysis |
競争環境を構成する5つの要素について理解し分析できる。
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11週 |
Five-Force 2 and Positioning map |
企業の経営環境について基本的なツールを理解し事例に当てはめて分析できる。
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12週 |
Cost leadership, differentiation and focus strategy |
ポーターが提唱した3つの基本戦略について理解し、事例にあてはめて分析することができる。
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13週 |
垂直統合、キャパシティ拡大戦略、PPM |
垂直統合、キャパシティ拡大戦略について、産業特性を踏まえた分析ができる。経営戦略論における代表的な分析ツールを使えるようになる。
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14週 |
RBV |
ポーターの戦略論と対なすRBVの考え方を理解し事例を分析できる
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15週 |
フリーミアム、ロングテール、プラットフォーム戦略
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近年現れたインターネットベースの戦略について、具体体的な事例を分析することができる。
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16週 |
定期試験・試験解説 |
学んできたことの成果を確認できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 経済・ビジネス系分野 | 経営 | 経営理念・ビジョンと戦略の関係について説明できる。 | 4 | |
環境の把握と分析について説明できる。 | 4 | |
成長戦略について説明できる。 | 4 | |
多角化戦略について説明できる。 | 4 | |
競争戦略について説明できる。 | 4 | |
資源ベース理論について説明できる。 | 4 | |
商業 | プライベート・ブランド開発について説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 10 | 40 |
専門的能力 | 30 | 20 | 50 |
分野横断的能力 | 10 | 0 | 10 |