経営財務論Ⅱ

１．ファイナンスの理論上の問題を説明できる。
２．ファイナンスの実務上の問題を説明できる。
３．ファイナンス上の問題点を文章で説明ができる。

JABEE (d)-(1) 説明

教育目標（Ｃ）① 説明

概要:

４学期開講。財務上の意思決定は、資金の調達・運用・配分に大別される。本講義では、その意思決定のメカニズムについての基礎理論を解説する。特に、後期は、ペイアウト政策、ＣＡＰM，債権評価について学習する。

授業の進め方・方法:

専門科目に入ると、初めて聞く内容が増えてきて理解するのも大変になります。この講座では、教科書に出てくる難解な内容をできるだけかみくだいて説明したり、身の回りの具体的なものに例えて説明することを心がけて授業を行う予定です。進む進度もすこしゆっくりめに設定しています。

注意点:

経営財務論は、数式を用いることが多いので、数列、微分積分などの必要な数学の知識は確認しておくこと。授業の時は、必ず電卓を持参すること。関数電卓ではなく、簿記用の電卓を準備すること。授業中は、寝ない。しゃべらない。メリハリが必要です。

		週	授業内容	週ごとの到達目標
後期
	3rdQ
		1週	ペイアウト政策①	MMの配当無関連性命題を理解でき
		2週	ペイアウト政策②	自社株買いの無関連性命題を理解できる。
		3週	ペイアウト政策③	配当のシグナルリング効果と安全配当について説明できる。
		4週	ペイアウト政策④	自社株買いのシグナリング効果について説明できる。
		5週	ポートフォリオ理論とCAPM①	分散投資のリターンとリスクを理解できる。
		6週	ポートフォリオ理論とCAPM②	ポートフォリオ効果について理解できる。効率的ポートフォリオについて理解できる。
		7週	ポートフォリオ理論とCAPM③	資本市場線について理解できる。 β値について理解できる。証券市場線の導出過程とその利用方法について説明できる。
		8週	定期試験
	4thQ
		9週	答案返却・解答解説全体の学習事項のまとめ授業改善アンケートの実施	試験問題の解説を通じて、間違った箇所を説明できる。全体の学習事項のまとめを説明できる。
		10週
		11週
		12週
		13週
		14週
		15週
		16週

分類		分野	学習内容	学習内容の到達目標	到達レベル	授業週