| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ニュートン力学則を微分方程式で表現できる。統計的観点から気体分子運動論を説明できる。 | 運動量保存則の意味を説明できる。カルノーサイクルにおける熱収支,仕事,内部エネルギーの関係を説明できる。 | 運動の三法則を説明でき,かつ位置・速度・加速度の関係を微積分を用いて記述できる。熱力学第1法則の考え方を説明できる。 | 運動の三法則および熱力学第1法則を説明できない。 |
評価項目2 | 電磁誘導の概念を理解・説明できる。 | 磁場中を流れる電流に働く力をベクトル表記により理解できる。ローレンツ力を用いて,静磁場中の荷電粒子の運動を説明できる。 | クーロンの法則を用いて電荷間に働く力を求めることができる。金属内の自由電子の運動と電流を関連づけることができる。 | クーロンの法則を適用できない。金属内の自由電子の運動と電流を関連づけることができない。 |
評価項目3 | ローレンツ変換における不変量を認めた上で,質量とエネルギーの等価性を説明できる。 | ローレンツ変換に基づく「長さの収縮」「時間の遅れ」を説明できる。 | 光速度不変の原理に基づく特殊相対論の考え方およびローレンツ変換の意図を説明できる。 | 光速度不変の原理に基づく特殊相対論の考え方およびローレンツ変換の意図を説明できない。 |
評価項目4 | 円軌道上の定常波とド・ブロイの式を関係づけ,電子の粒子性と波動性を説明できる。 | 水素原子における電子の軌道半径を求めることができる。 | ボーアらの原子モデルおよび光電効果のメカニズムを説明できる。 | ボーアらの原子モデルおよび光電効果のメカニズムを説明できない。 |
評価項目5 | DNAにおける塩基・糖・リン酸の役割,DNAの複製・転写のメカニズム,RNAとタンパク質を介した機能発現を説明できる。 | メンデルの法則(優性の法則,分離の法則,独立の法則)に基づき,個体の遺伝子型と表現型の関係を説明できる。 | 核に含まれる染色体の役割およびDNAの構造を説明できる。 | 核に含まれる染色体の役割およびDNAの構造を説明できない。 |