卒業研究

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 卒業研究
科目番号 0019 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 10
開設学科 経営情報学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 10
教科書/教材
担当教員 内田 保雄,武藤 義彦,松野 成悟,田川 晋也,岸川 善紀,荒川 正幹,挾間 雅義,中岡 伊織,二木 映子,根岸 可奈子,苗 馨允

到達目標

①自主的に新しい情報や知識を習得し,課題への継続的な取り組みができる。
②研究の目的を理解し,実験を計画して遂行し,結果を整理して解析できる。
③研究の目的・方法・結果・考察・結論などをまとめて,論文を作成できる。
④研究成果の資料を作成して発表し,説明・説得することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1自主的に新しい情報や知識を習得し、課題への継続的な取組みができる。新しい情報や知識を習得し、課題への継続的な取組みができる。情報や知識を習得し、課題への取組ができる。情報や知識を習得し、課題への取組ができない。
評価項目2研究の目的を理解し、研究を計画して遂行し、結果を整理して解析できる。研究の目的を理解し、研究を遂行し、結果を整理して解析できる。研究の目的を理解し、結果を整理して解析できる。研究の目的を理解し、結果を整理して解析できない。
評価項目3研究の目的・方法・結果・考察・結論などをまとめて、優れた論文を作成できる。研究の目的・方法・結果・考察・結論などをまとめて、良好な論文を作成できる。研究の目的・方法・結果・考察・結論などをまとめて、論文を作成できる。研究の目的・方法・結果・考察・結論などをまとめて、論文を作成できない。
評価項目4研究成果の資料を作成して優れた発表し、分かりやすく説明・説得することができる。研究成果の資料を作成して良好な発表し、説明・説得することができる。研究成果の資料を作成して発表し、説明・説得することができる。研究成果の資料を作成して発表し、説明・説得することができない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE (d)-(1) 説明 閉じる
JABEE (g) 説明 閉じる
教育目標 (A)③ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
下記のテーマから取り組む研究テーマを選択して、1年間研究に取り組む。指導教員と相談しながら、研究を遂行するために必要な知識を獲得していき、研究計画も自ら立案できるようになる。得られた実験結果を解析し、報告できるようになる。1年間の研究成果を卒業論文にまとめることができる。また、わかりやすい表現でプレゼンテーションを行うことができる。
授業の進め方・方法:
1.スケジュール
(1) 研究準備(調査・予備実験など)(4月)、(2) 各種調査・実験・データ整理・解析・考察など(5月~2月)、(3) 卒業研究発表会(2月上旬)、(4) 卒業論文提出(2月下旬)
2.卒業論文
卒業論文は、所定の様式に従って作成し、定められた日時までに必ず提出する。
3.卒業研究発表
卒業研究の内容は、卒業研究発表会で必ず発表する。
(1) 卒業研究発表会は原則として公開とし、学外者、教員および経営情報学科4、5年生の多人数を対象としてプレゼンテーションを行う。
(2) 発表予稿集として、研究概要をA4用紙1枚にまとめ提出する。
(3) わかりやすい表現でプレゼンテーションを行う。
4.その他
 必要に応じて、中間発表会を行う。
注意点:
・レポート作成は4月、7月、10月、12月を標準とする。ただし、研究室毎に提出時期を変更したり、提出回数を増やす場合がある。
・ 指導教員との連絡を密にし、よく相談して研究を行う。
・ 学生間や各研究グループ間での議論を活発に行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 内田 保雄 1.ビッグデータの可視化に関する研究
2.教育支援システムの開発
3.オープンソース情報システムの研究
2週 武藤 義彦 1.ニューラルネットワークを用いた時系列データ解析
2.Twitterテキストを対象としたセンチメンタル分析
3週 松野 成悟 1.企業間における情報ネットワークの役割の分析
2.ISアウトソーシングに関する理論的・実証的研究
4週 田川 晋也 1.企業活動と財務情報の関連性分析
2.財務情報を用いた実証分析
3.会計基準導入過程に関する研究
5週 岸川 善紀 1.経営工学的手法を用いた地域活性化支援方策に関する研究
2.品質管理手法を用いた品質改善に関する研究
3.サプライチェーン・リスク・マネジメントに関する研究
6週 荒川 正幹 1.人口知能
2.統計的データ解析
3.パズルプログラミング
7週 挾間 雅義 1.SCMを用いた経営への応用
2.最適化理論を用いた経営・数理への応用
3.経営工学手法を用いた社会現象への応用
8週 中岡 伊織 1.感性工学を用いた情報システムの構築に関する研究
2.ソフトコンピューティングに関する研究
3.財務諸表データを用いた効率的財務分析に関する研究
2ndQ
9週 二木 映子 1.E-Learnigシステムの開発
2.データベースのデータ分析
10週 根岸 可奈子 1.日系企業の国際的活動に関する研究
2.日本市場における外資系多国籍企業の活動に関する研究
3.特定の外国市場ないし地域に関する研究
11週 苗馨允 1.財務諸表に基づく量的企業分析
2.有価証券報告書に基づく質的企業分析
3.国際財務報告基準による影響の分析
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート実験データ・資料レポート卒業論文卒業研究発表会・発表予稿集合計
総合評価割合20304010100
知識の基本的な理解5105222
思考・推論・創造への適用力51010328
汎用的技能51010530
態度・志向性(人間力)505010
総合的な学習経験と創造的思考力0010010