データベース論Ⅰ

科目基礎情報

学校	宇部工業高等専門学校	開講年度	2017
授業科目	データベース論Ⅰ
科目番号	0022	科目区分	専門 / 必修
授業形態	演習	単位の種別と単位数	履修単位: 1
開設学科	経営情報学科	対象学年	4
開設期	前期	週時間数	2
教科書/教材	「SQL ゼロからはじめるデータベース操作」　ミック著　（翔泳社）
担当教員	内田 保雄

到達目標

①データベースの概念が理解できる。
②データベースの環境が利用できる。
③SQLの文法が理解でき、SQL文を記述できる。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	最低限の到達レベルの 目安(可)	未到達レベルの目安
到達目標 ①	データベースの概念と働きを理解し評価できる。	データベースの概念と働きを理解し考察できる。	データベースの概念と働きを理解し説明できる。	データベースの概念と働きを理解できない。
到達目標 ②	データベースの環境を設定できる。	データベースの環境を効率よく利用できる。	データベースの環境を利用できる。	データベースの環境が利用できない。
到達目標 ③	自分でマニュアルを読んでSQLの文法が説明できる。	既習のSQLの文法について例を挙げて説明できる。	既習のSQLの文法について字句の解釈に沿って説明できる。	既習のSQLの文法が説明できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE (d)-(3) （創造性・課題探求・解決能力）

教育目標 （Ｄ）① （実現能力）

教育方法等

概要:

第1学期開講
データベースは、共通に利用できる情報を大量かつ体系的に保存したものです。リレーショナルデータベースの理論と応用を講義します。SQLの基礎を理解するための科目です。

授業の進め方・方法:

情報システム全般の知識が必要です。
重要な事項について練習問題を課します。練習問題を解くことで、自身の理解度を把握します。

注意点:

SQL文を丸暗記するのではなく、処理の仕組みを理解することが重要です。
SQL言語のリファレンスマニュアルを読み解くことが理解の手助けとなります。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	ガイダンス データベースの意義	・シラバスから学習の意義、授業の進め方、評価方法を理解できる。 ・データベースの目的と意義について理解できる。
		2週	データベースの基礎(1)	・表計算ソフトとデータベースの違い、データベースの表現とデータモデル、データベースシステムのアーキテクチャを理解でき、図示できる。
		3週	データベースの基礎(2)	・データベース管理システムの機能、データベース言語によるデータ操作、データベース設計の概要を理解し説明できる。
		4週	データベース管理システムの操作環境	・データベース管理システムの操作環境を理解でき、使用することができる。
		5週	SQLの概要	・SQLの概要を理解し、説明できる。
		6週	正規化	・正規化について理解し、説明できる。
		7週	正規化の適用	・実際の例で正規化を行なえる。
		8週	中間試験
	2ndQ
		9週	試験返却・解答解説 データの検索	・試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解できる。 ・データの検索について理解し、実行できる。
		10週	データベースと表の操作	・データベースと表の操作について理解し、説明できる。
		11週	データの入力、変更、削除	・データの入力、変更、削除について理解し、実行できる。
		12週	表の結合	・表の結合について理解できる。
		13週	問合せ結果の集合	・問合せ結果の集合について理解できる。
		14週	副問合せ	・副問合せについて理解し、説明できる。
		15週	定期試験
		16週	答案返却・解答解説 全体の学習事項のまとめ	・試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解できる。

評価割合

	試験	発表	相互評価	態度	ポートフォリオ	その他	レポート	合計
総合評価割合	90	0	0	0	0	0	10	100
知識の基本的な理解 【知識・記憶、理解レベル】	50	0	0	0	0	0	10	60
思考・推論・創造への 適用力 【適用、分析レベル】	40	0	0	0	0	0	0	40
分野横断的能力	0	0	0	0	0	0	0	0
汎用的技能 【　　】	0	0	0	0	0	0	0	0
態度・志向性(人間力) 【　　】	0	0	0	0	0	0	0	0
総合的な学習経験と 創造的思考力 【　　】	0	0	0	0	0	0	0	0