情報システム論

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 情報システム論
科目番号 0025 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 経営情報学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 よくわかるマスター ITパスポート試験対策テキスト&過去問題集
担当教員 挾間 雅義

到達目標

・情報化と企業活動について理解できる。
・システム開発やプロジェクトマネジメントのプロセスを理解できる。
・情報技術、ネットワーク、セキュリティについて理解し、必要量を計算してもとめることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1情報化と企業活動について理解し、応用させることができる。情報化と企業活動について理解し、説明することができる 情報化と企業活動に関する基本的概念を理解できる。情報化と企業活動に関する基本的概念を理解できない。
評価項目2システム開発やプロジェクトマネジメントのプロセスについて説明することができる。システム開発やプロジェクトマネジメントのプロセスの手順を理解できる。システム開発やプロジェクトマネジメントのプロセスを理解できるシステム開発やプロジェクトマネジメントのプロセスを理解できない
評価項目3情報技術、ネットワーク、セキュリティに関する幅広い知識を理解できる情報技術、ネットワークに必要な計算をすることができセキュリティについて理解できる。情報技術、ネットワーク、セキュリティの基礎を理解できる。情報技術、ネットワーク、セキュリティを理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
第3、第4学期開講
・情報管理、情報技術に関する基礎的な知識を講義する。
授業の進め方・方法:
・テキストの内容説明
・要点をまとめたプリント資料の配布
・問題演習
・毎週、出題する課題
注意点:
・ITパスポートのカリキュラムに基づいて講義をおこなうため、できるだけ資格試験を受験することが望ましい。
・情報管理、情報技術の知識を習得すること。
・課題は必ず毎週、取り組むこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ITパスポートについて
ストラデジ分野について
第1章:企業と法務①
 ・経営と組織、OR
・授業について把握できる
・企業活動や経営管理に関する基本的な知識を理解できる
2週 第1章企業と法務②
 ・会計・財務
 ・法務(知的財産権、倫理)
・企業の法遵守や規範に関する知識を理解できる。
3週 第2章:経営戦略①
 ・経営戦略手法
 ・マーケティング
・情報分析手法、マーケティング手法について理解できる。
4週 第2章:経営戦略②
 ・技術戦略マネジメント
 ・ビジネスシステム
・技術戦略について概要を把握できる。
・代表的なビジネスシステムについて理解できる。
5週 第3章:システム戦略
 ・情報システム
 ・システム企画
ストラデジ分野のまとめ
・情報システム戦略の考え方を把握することができる。
・情報システム構築の流れを理解することができる。
・ストラデジ分野の用語を理解できる。
6週 ストラデジ分野のテスト
マネジメント分野について
第4章:開発技術
 ・システム開発技術
 ・ソフトウェア開発技術
・システム開発のプロセスやテスト手法、ソフトウェア開発のプロセスおよび開発手法を理解することができる。
7週 第5章:プロジェクトマネジメント
 ・プロジェクトマネジメント知識エリア
・プロジェクトマネジメントのプロセスを把握することができる。
8週 第6章:サービスマネジメント
 ・サービスマネジメント6つの管理方法
 ・システム監査
マネジメント分野のまとめ
・情報システム運用を管理するITサービスマネジメントについて把握することができる。
・サービスサポートの基本的な役割・構成を理解することができる。
・マネジメント分野の用語を理解できる。
2ndQ
9週 テクノロジ分野について
第7章:基礎理論①
 ・離散数学
 ・集合
 ・応用数学
 ・統計
 ・情報理論
・情報技術に必要な計算を理解できる。
10週 第7章:基礎理論②
 ・アルゴリズムとデータ構造
第8章:コンピュータシステム①
 ・内部構造
 ・システムの構成
・アルゴリズムについて理解できる。
・コンピュータの構成要素を把握できる。
11週 第8章:コンピュータシステム②
 ・システムの評価
 ・ソフトウェア
 ・ハードウェア
定期試験について
・ハードウェア、ソフトウェアの基礎知識について理解できる。
12週 第9章;技術要素①
 ・ヒューマンインタフェース
 ・マルチメディア
 ・データベース
・ヒューマンインターフェースの特徴を理解できる。
・マルチメディアの基礎知識を理解できる。
13週 第9章:技術要素②
 ・ネットワーク
 ・セキュリティ
・ネットワーク、セキュリティに関する基礎知識について理解できる。
14週 テクノロジ分野のまとめ
・テクノロジ分野の用語を理解できる。
15週 定期試験
16週 試験返却
後期
3rdQ
1週 ストラデジ分野に関する演習①
 ・企業活動と法務
・演習問題を解くことができる。
2週 ストラデジ分野に関する演習②
 ・経営戦略マネジメント
・経営戦略マネジメントに関する演習問題を解くことができる。
3週 ストラデジ分野に関する演習③
 ・技術戦略マネジメント
 ・ビジネスインダストリ
 ・システム戦略

・技術戦略マネジメントの演習問題を解くことができる。
・ビジネスインダストリに関する演習問題を解くことができる。
・システム戦略に関する演習問題を解くことができる。
4週 ストラデジに関する演習④
 ・システム企画
マネジメント分野に関する演習①
 ・システム開発技術
・システム企画に関する演習問題を解くことができる。
・システム開発技術に関する演習問題を解くことができる。
5週 マネジメント分野に関する演習②
 ・ソフトウェア開発管理技術
 ・プロジェクトマネジメント
・ソフトウェア開発管理技術に関する演習問題を解くことができる。
・プロジェクトマネジメントに関する演習問題を解くことができる。
6週 マネジメント分野に関する演習③
 ・サービスマネジメント
・サービスマネジメントに関する演習問題を解くことができる。
7週 ストラデジ分野、マネジメント分野に関する小テスト ・小テストの問題を解くことができる。
・間違えた内容を把握し、理解することができる。
8週 テクノロジ分野に関する演習①
 ・基礎理論
 ・アルゴリズムとプログラミング
・基礎理論に関する演習問題を解くことができる。
・アルゴリズムとプログラミングに関する演習問題を解くことができる。
4thQ
9週 テクノロジ分野に関する演習②
 ・コンピュータ構成要素
 ・システム構成要素
 ・ソフトウェア
・コンピュータ構成要素に関する演習問題を解くことができる。
・システム構成要素に関する演習問題を解くことができる。
・ソフトウェアに関する演習問題を解くことができる。
10週 テクノロジ分野に関する演習③
 ・ハードウェア
 ・ヒューマンインタフェース
 ・マルチメディア
・ハードウェアに関する演習問題を解くことができる。
・ヒューマンインターフェースに関する演習問題を解くことができる。
・マルチメディアに関する演習問題を解くことができる。
11週 テクノロジ分野に関する演習④
 ・データベース
 ・ネットワーク
・データベースに関する演習問題を解くことができる。
・ネットワークに関する演習問題を解くことができる。
12週 テクノロジ分野に関する演習⑤
 ・セキュリティ
定期試験について
・セキュリティに関する演習問題を解くことができる。
13週 計算問題に関する演習① ・ストラデジ分野、マネジメント分野に関する計算問題を解くことができる。
14週 計算問題に関する演習② ・テクノロジ分野に関する計算問題を解くことができる。
15週 定期試験
16週 試験返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験演習課題合計
総合評価割合503020100
知識の基本的な理解30152065
思考・推論・創造への適用力015015
汎用的技能200020
態度・志向性(人間力)0000
総合的な学習経験と創造的思考力0000