到達目標
既習の語彙と文法事項を復習しながら、英語プレゼンテーションにおいて必要な英語力の向上につなげる。
(1)プレゼンテーションの基本的な意義を理解し、アウトラインが書ける。
(2)パワーポイントを使って、簡単なプレゼンテーションが出来る。
(3)効果的で印象的なプレゼンテーションを行うために必要な英語表現を習得する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | プレゼンの基本的な意義を理解し、幅広い内容でまとまりのあるアウトラインが書ける。 | プレゼンの基本的な意義を理解し、簡単でまとまりのあるアウトラインが書ける。 | プレゼンの基本的な意義を理解し、断片的ではあるが趣旨の分かる簡単なアウトラインが書ける。 | プレゼンの基本的な意義を理解できず、アウトラインが書けない。 |
評価項目2 | パワーポイントを使って、10分程度の簡単なプレゼンが出来る。 | パワーポイントを使って、7分程度の簡単なプレゼンが出来る。 | パワーポイントを使って、5分程度の短く簡単なプレゼンが出来る。 | パワーポイントを使って、簡単なプレゼンが出来ない。 |
評価項目3 | 英語プレゼンで必要な表現を多様な文の中で活用し、さまざな文を表現することができる。 | 英語プレゼンで必要な表現を、適切な語句とともに文の中で活用することができる。 | 英語プレゼンで必要な表現を発音し、書くことができる。 | 英語プレゼンで必要な表現を発音し、書くことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
第4学期開講
本授業では、英語によるコミュニケーション能力を伸ばすための演習となります。コミュニケーション、つまり「言葉などを用いて自分と相手との間で情報のやりとりをする」ということになりますが、多くの場合「会話」を連想するかもしれません。この他には「プレゼンテーション」が挙げられると思います。プレゼンテーションの技術は、これから皆さんが研究発表をする際や、社内会議などの際に必要となってくるものです。昨年度までに学んだ英語によるコミュニケーション能力の基礎である発音、文法、会話主題把握・展開力を応用させながら、少しずつ英語プレゼンについて学んでいきます。
授業の進め方・方法:
【授業態度について】 「教材を持ってこない」、「私語をする」、「携帯電話を使用する」、「居眠りをする」、「飲食する」、「出席したとしても全く授業に参加しない」、といった態度や、配布したプリント類を紛失した場合は、自分だけではなく、周りの学生に悪影響を及ぼすので、大幅な減点対象とします。本の辞書でも電子辞書でも構いませんので、辞書は必ず持参してください。
【勉強の仕方について】 予習と復習にはじっくりと取り組んでください。予習の段階で英文に目を通して分らない単語や難しそうな英文に見当をつけておいて授業で確認する、という方法を身につけると効率が良いと思います。外国語の学習は自分から学ぶ、という姿勢を身につけることが大切ですので、分からないことがあったら、授業中でも授業以外でも、気軽に質問してください。
注意点:
学習到達目標として「英語でプレゼンをする」ということが掲げられていますが、皆さんにとって初めての経験だと思います。人前で発表する、しかも英語で!というような不安な気持ちでいっぱいなのは、今このメッセージを読んでくれている皆さんの友だちも同じだと思います。一つ一つ確実に学んで積み重ねていき、自信に繋げていってください。最後に、英語の授業は「グローバル化」ということと関連付けられることが多いですが、英語だけを大切にするのではなくて、英語以外にも世界には数え切れないほどの言葉があって、それぞれとても魅力的でかけがえのないものである、ということも忘れないでください。英語の勉強を通して、自分なりにグローバル化とは何か、ということについて考えてみてください。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
導入:概要説明 |
・授業の目的・評価基準・評価方法、教材の確認
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2週 |
Unit 1 Whatis a presentation? |
私たちはなぜプレゼンを行うのか、そしてプレゼンにはどのような種類があるかを理解した上で自己紹介をしShow and Tellというプレゼンを行う。
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3週 |
Unit 2 Cellphones: Are they dangerous? |
携帯電話が健康に与える影響について書かれた英文を読んで情報を整理し、プレゼン用にアウトラインを作成する。
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4週 |
Unit 3 Climate Change: Global Warming |
気候変動と地球温暖化について書かれた英文を読んで情報を整理し、プレゼン用にアウトラインを作成する。
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5週 |
Unit 4 Food Issues: Lunch matters at school |
世界のいくつかの国の学校給食事情について書かれた英文を読んで情報を整理し、プレゼン用にアウトラインを作成する。
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6週 |
Unit 5 (1) Making an effective presentation |
プレゼン用原稿の基本構成と原稿で用いるべき表現を知り、Unit2-4に基づいて原稿を作成し、発表を効果的なものにするための技術を知り、原稿の一部で実践練習。
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7週 |
Unit 5 (2) Making an effective presentation |
プレゼン用原稿の基本構成と原稿で用いるべき表現を知り、Unit2-4に基づいて原稿を作成し、発表を効果的なものにするための技術を知り、原稿の一部で実践練習。
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8週 |
プレゼンテーションの題材決定 |
グループを作り、先輩たちの実例を参考にしながら、プレゼン内容を決定する。
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4thQ |
9週 |
中間発表 |
プレゼンの内容を日本語で組み立てて、ミニ発表を行う。
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10週 |
Unit 6 (1) Pareparing Visual Aids |
プレゼンテーションにおいて資格資料となるポスターとpptスライドショーの作り方を学び、自分の発表用に実際に資料を作成する。
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11週 |
Unit 6 (2) Pareparing Visual Aids |
プレゼンテーションにおいて資格資料となるポスターとpptスライドショーの作り方を学び、自分の発表用に実際に資料を作成する。
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12週 |
Unit 6 (3) Pareparing Visual Aids |
プレゼンテーションを行う際と、発表を聞くときに注意すべき点を知った上で、実際に発表をする。発表を評価する方法も学び、自分自身の発表とクラスメートの発表を互いに評価する。
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13週 |
Unit 7 (1) Giving a presentation. |
プレゼンテーションを行う際と、発表を聞くときに注意すべき点を知った上で、実際に発表をする。発表を評価する方法も学び、自分自身の発表とクラスメートの発表を互いに評価する。
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14週 |
Unit 7 (2) Giving a presentation. |
プレゼンテーションを行う際と、発表を聞くときに注意すべき点を知った上で、実際に発表をする。発表を評価する方法も学び、自分自身の発表とクラスメートの発表を互いに評価する。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
答案返却・テストの反省 授業アンケート |
試験の解説と授業アンケート。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 50 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 50 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |