プログラミング論ⅠA

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 プログラミング論ⅠA
科目番号 0027 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 経営情報学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「Javaバイブルシリーズ Java入門 Java 7版」 瀬戸雅彦著 (SCC)
担当教員 内田 保雄,中岡 伊織

到達目標

①プログラムの概念と働きが理解できる。
②Java言語の開発環境が利用できる。
③Java言語の文法が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの 目安(可)未到達レベルの目安
到達目標 ①プログラムの概念と働きを理解し評価できる。プログラムの概念と働きを理解し考察できる。プログラムの概念と働きを理解し説明できる。プログラムの概念と働きを理解できない。
到達目標 ②Java言語の開発環境を設定できる。Java言語の開発環境において、テキストエディタの各種機能を利用できる。Java言語の開発環境においてJDKとテキストエディタが利用できる。Java言語の開発環境が利用できない。
到達目標 ③自分でマニュアルを読んでJava言語の文法が説明できる。既習のJava言語の文法について例を挙げて説明できる。既習のJava言語の文法について字句の解釈に沿って説明できる。既習のJava言語の文法が説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
第1~2学期開講
Javaプログラミングの基礎知識を学ぶ科目です。プログラミングの入門から制御構造までを学習します。 システム開発の基礎となるプログラミング能力を身につけることが目的である。
授業の進め方・方法:
情報システム全般の知識が必要です。
教科書の内容を事前に予習してくることを前提に授業を進めます。重要な事項について練習問題を課します。練習問題を解くことで、自身の理解度を把握してください。また、適宜小テストを実施します。
注意点:
プログラムを丸暗記するのではなく、処理の仕組みを理解することが重要です。
Java言語のリファレンスマニュアルを読み解くことが理解の手助けとなります。
プログラムの学習には図解が役立ちます。学習した事柄を図解してまとめる習慣をつけてください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
授業の目的と意義
・シラバスから学習の意義、授業の進め方、評価方法を理解できる。
・プログラムおよびJava言語を学ぶ目的と意義について理解できる。
2週 プログラムとは ・プログラムの概念と働きを理解し、説明できる。
3週 プログラム開発の流れ ・プログラム開発の流れを理解し、説明できる。
4週 データの表現 ・コンピュータにおけるデータの表現について理解し説明できる。
5週 制御構造 ・制御構造について理解し説明できる。
6週 分岐 ・分岐について理解し説明できる。
7週 反復 ・反復について理解し説明できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験返却・解答解説
Java言語の開発環境
・試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解できる。
・Java言語の開発手順を理解し説明できる。
10週 言語要素 ・言語要素について理解し、説明できる。
11週 変数と定数 ・変数と定数について理解し説明できる。
12週 演算子 ・演算子について理解し説明できる。
13週 制御文(分岐) ・制御文(分岐)を用いたプログラムについて理解し、動作を説明できる。
14週 制御文(反復) ・制御文(反復)を用いたプログラムについて理解し、動作を説明できる。
15週 定期試験
16週 答案返却・解答解説
全体の学習事項のまとめ
・試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他小テスト合計
総合評価割合700000030100
知識の基本的な理解 【知識・記憶、理解レベル】50000003080
思考・推論・創造への 適用力 【適用、分析レベル】2000000020
汎用的技能 【  】00000000
態度・志向性(人間力) 【  】00000000
総合的な学習経験と 創造的思考力 【  】00000000