プログラミング論ⅠB

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 プログラミング論ⅠB
科目番号 0029 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 経営情報学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「Javaバイブルシリーズ Java入門 Java 7版」 瀬戸雅彦著 (SCC)
担当教員 内田 保雄,中岡 伊織

到達目標

①プログラムの概念と働きが理解できる。
②Java言語の開発環境が利用できる。
③Java言語の文法が理解できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの 目安(可)未到達レベルの目安
到達目標 ①2次元配列あるいは2重ループを含む基本的なアルゴリズムの動作について考察できる。2次元配列あるいは2重ループを含む基本的なアルゴリズムの動作が説明できる。1次元配列あるいは1重ループを含む基本的なアルゴリズムの動作が説明できる。1次元配列あるいは1重ループを含む基本的なアルゴリズムが説明できない。
到達目標 ①Java言語の手続き型のプログラムをトレースし評価できる。Java言語の手続き型のプログラムをトレースし考察できる。Java言語の手続き型のプログラムをトレースし説明できる。Java言語の手続き型のプログラムをトレースできない。
到達目標 ①Java言語で手続き型のプログラムを記述し評価できる。Java言語で手続き型のプログラムを記述し考察できる。Java言語で手続き型のプログラムを記述し説明できる。Java言語で手続き型のプログラムを記述できない。

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
第3~4学期開講
Javaプログラミングの基礎知識を学ぶ科目です。複数の制御構造から2次元配列までプログラミングを演習します。  システム開発の基礎となるプログラミング能力を身につけることが目的である。
授業の進め方・方法:
情報システム全般の知識が必要です。
教科書の内容を事前に予習してくることを前提に授業を進めます。重要な事項について練習問題を課します。練習問題
を解くことで、自身の理解度を把握してください。また、適宜小テストを実施します。
注意点:
プログラムを丸暗記するのではなく、処理の仕組みを理解することが重要です。
Java言語のリファレンスマニュアルを読み解くことが理解の手助けとなります。
プログラムの学習には図解が役立ちます。学習した事柄を図解してまとめる習慣をつけてください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
授業の目的と意義
・シラバスから学習の意義、授業の進め方、評価方法を理解できる。
2週 制御文(複数の分岐) ・複数の制御文(複数の分岐)を組み合わせたプログラムを理解し説明できる。
3週 制御文(複数の反復) ・複数の制御文(複数の反復)を組み合わせたプログラムを理解し説明できる。
4週 制御文(分岐と反復) ・分岐と反復を組み合わせたプログラムを理解し説明できる。
5週 1次元配列 ・1次元配列を用いたプログラムを理解し説明できる。
6週 2次元配列 ・2次元配列を用いたプログラムを理解し説明できる。
7週 基本的なアルゴリズム ・並べ替えなどの基本的なアルゴリズムを用いたプログラムを理解し説明できる。
8週 定期試験、試験返却・解答解説 ・試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解できる。
4thQ
9週
フローチャート
・フローチャートについて理解し説明できる。
10週 擬似言語 ・擬似言語について理解し説明できる。
11週 論理演算 ・論理演算について理解し説明できる。
12週 ビット処理 ・ビット処理について理解し説明できる。
13週 メソッド ・メソッドについて理解し説明できる。
14週 ストリーム入出力 ・ストリーム入出力について理解し説明できる。
15週 ファイル入出力 ・ファイル入出力について理解し説明できる。
16週 定期試験、試験返却・解答解説 ・試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他小テスト合計
総合評価割合700000030100
知識の基本的な理解 【知識・記憶、理解レベル】40000003070
思考・推論・創造への 適用力 【適用、分析レベル】3000000030
汎用的技能 【  】00000000
態度・志向性(人間力) 【  】00000000
総合的な学習経験と 創造的思考力 【  】00000000