到達目標
・文章や詩歌の背景と要点を理解できる。(復習カード、定期試験)
・常用漢字の読み書きができる。(小テスト)
・詩歌の鑑賞文が書ける。(レポート)
・問題の考え方や解き方を身に付ける。(定期試験、口頭試問、復習カード)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 文章や詩歌を適切に理解し、定期試験が80%以上できる。 | 文章や詩歌を適切に理解し、定期試験が70%以上できる。 | 文章や詩歌を適切に理解し、定期試験が60%以上できる。 | 文章や詩歌が理解できない。定期試験が60%以下である。 |
評価項目2 | 口頭試問に9割以上正答できる。 | 口頭試問に8割以上正答できる。 | 口頭試問に7割以上正答できる。 | 口頭試問に5割しか正答できない。 |
評価項目3 | 詩の鑑賞文を説得力ある文章で書ける。 | 詩の鑑賞文を指定の形式で書ける。 | 内容はともかく、詩の鑑賞文を指定の形式で書ける。 | 詩の鑑賞文を提出できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
第1学期開講。
検定教科書を用いて、評論文を重点的に読むことで、論理的な文章の構成や展開を的確にとらえ、思考する力を高めていく。
授業の進め方・方法:
教科書本文の読解をし、内容理解の確認のために口頭試問を行う。
注意点:
教科書とノートを忘れずに持って来なければならない。そうしなければ、教科書本文から答えを探す問題や前回ノートに書いたことを答える問題ができずに、口頭試問点が減点になる。
「復習カード」は授業のポイントを3行程度の短い説明文にすることで、要点をまとめる力、短文を書く力を身につけるために行う。感想や反省を書くのではなく、説明文を書くのである。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス (評論1)① |
「小さな建築」を読むことで、評論の文章について、筆者の論点を明確にすることができる。 ・筆者が説明する建築史の流れをとらえ、文章の構成をとらえることができる。 ・災害のような悲劇に、人間がどのように対処したか、筆者の考えを読み取ることができる。 ・「小さな建築」という表題の意味を考える。 ・筆者の意見を要約できる。
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2週 |
(評論1)② |
「小さな建築」を読むことで、評論の文章について、筆者の論点を明確にすることができる。 ・筆者が説明する建築史の流れをとらえ、文章の構成をとらえることができる。 ・災害のような悲劇に、人間がどのように対処したか、筆者の考えを読み取ることができる。 ・「小さな建築」という表題の意味を考える。 ・筆者の意見を要約できる。
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3週 |
(評論1)③ |
「小さな建築」を読むことで、評論の文章について、筆者の論点を明確にすることができる。 ・筆者が説明する建築史の流れをとらえ、文章の構成をとらえることができる。 ・災害のような悲劇に、人間がどのように対処したか、筆者の考えを読み取ることができる。 ・「小さな建築」という表題の意味を考える。 ・筆者の意見を要約できる。
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4週 |
(評論2)① |
「 意味論的旅と越境」を読み、見過ごしてしまうことにも新たなものの見方の発見があることを知る。 ・この道路標識により「認識の不条理」に陥る理由を、文章に沿って読み解くことができる。 ・英語をメキシコ人に、スペイン語をアメリカ人に向けたものと読む意味を読み解くことができる。 ・「言語的『旅』と『越境』」は何を表現したものか、理解できる。 ・筆者の意見を要約できる。
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5週 |
(評論2)② |
「 意味論的旅と越境」を読み、見過ごしてしまうことにも新たなものの見方の発見があることを知る。 ・この道路標識により「認識の不条理」に陥る理由を、文章に沿って読み解くことができる。 ・英語をメキシコ人に、スペイン語をアメリカ人に向けたものと読む意味を読み解くことができる。 ・「言語的『旅』と『越境』」は何を表現したものか、理解できる。 ・筆者の意見を要約できる。
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6週 |
(評論2)③ |
「 意味論的旅と越境」を読み、見過ごしてしまうことにも新たなものの見方の発見があることを知る。 ・この道路標識により「認識の不条理」に陥る理由を、文章に沿って読み解くことができる。 ・英語をメキシコ人に、スペイン語をアメリカ人に向けたものと読む意味を読み解くことができる。 ・「言語的『旅』と『越境』」は何を表現したものか、理解できる。 ・筆者の意見を要約できる。
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7週 |
(評論2)④ |
「 意味論的旅と越境」を読み、見過ごしてしまうことにも新たなものの見方の発見があることを知る。 ・この道路標識により「認識の不条理」に陥る理由を、文章に沿って読み解くことができる。 ・英語をメキシコ人に、スペイン語をアメリカ人に向けたものと読む意味を読み解くことができる。 ・「言語的『旅』と『越境』」は何を表現したものか、理解できる。 ・筆者の意見を要約できる。
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8週 |
(詩)①「小景異情」 |
・韻律に注意し、描かれた情景や心情にふさわしい朗読ができる。 ・語句の意味、用法を理解し、語彙を豊かにすることができる。 ・文体や修辞など表現上の特色をとらえ、作品を深く味わう。 ・作者の「ふるさと」への思いを読み取ることができる。
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2ndQ |
9週 |
(詩)②「永訣の朝」 |
・韻律に注意し、描かれた情景や心情にふさわしい朗読ができる。 ・語句の意味、用法を理解し、語彙を豊かにすることができる。 ・文体や修辞など表現上の特色をとらえ、作品を深く味わう。 ・詩の構成、展開に沿って、作者の「妹」に寄せる心情を深くつかむことができる。 ・方言の使用や表記上の工夫からその特色と効果を理解する。
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10週 |
(詩)③「高度」 |
・改行による間に注意し、描かれた情景や心情にふさわしい朗読ができる。 ・語句の意味、用法を理解し、語彙を豊かにすることができる。 ・文体や修辞など表現上の特色をとらえ、作品を深く味わう。 ・詩の構成、展開に沿って、蜂の飛び方から作者が捉えたものを正確につかむ。
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11週 |
(評論3)①「である」ことと「する」こと |
・評論の文章について論理の展開や要旨を的確にとらえることができる。 ・具体例や対比の表現などから筆者の主張をとらえることができる。 ・「『である』こと」と「『する』こと」との対比を通して近代社会の原理を明確につかむことができる。 ・日本の近代の「混乱」について筆者の見方をまとめる。
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12週 |
(評論3)② |
・評論の文章について論理の展開や要旨を的確にとらえることができる。 ・具体例や対比の表現などから筆者の主張をとらえることができる。 ・「『である』こと」と「『する』こと」との対比を通して近代社会の原理を明確につかむ。 ・日本の近代の「混乱」について筆者の見方をまとめる。
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13週 |
(評論3)③ |
・評論の文章について論理の展開や要旨を的確にとらえることができる。 ・具体例や対比の表現などから筆者の主張をとらえることができる。 ・「『である』こと」と「『する』こと」との対比を通して近代社会の原理を明確につかむことができる。 ・日本の近代の「混乱」について筆者の見方をまとめる。
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14週 |
(評論3)④ |
・評論の文章について論理の展開や要旨を的確にとらえることができる。 ・具体例や対比の表現などから筆者の主張をとらえることができる。 ・「『である』こと」と「『する』こと」との対比を通して近代社会の原理を明確につかむことができる。 ・日本の近代の「混乱」について筆者の見方をまとめる。
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15週 |
定期試験 |
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16週 |
試験返却・解説 |
試験解説により、問題の解き方を理解する
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 2 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 小テスト | レポート | 口頭試問 | 復習カード | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 |
知識の基本的な理解 | 40 | 10 | 10 | 10 | 10 | 80 |
思考・推論・創造への適用力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
汎用的技能 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |