国語ⅡB

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 国語ⅡB
科目番号 0039 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 経営情報学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「新精選現代文B」(明治書院)、「新精選古典B 古文編」(明治書院)、「新精選古典B 漢文編」(明治書院)、「ステップアップ高校漢字問題集」(東京書籍)、「カラー版新国語便覧」(第一学習社)
担当教員 赤迫 照子

到達目標

①様々な視点から古典文学に親しみ、鑑賞文を書くことができる。
②文学史の基礎知識を習得できる。
③文法事項を理解できる。
④歴史的仮名遣いを理解し、適切に音読できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1古文を鑑賞し、自分の感想を文章化できる。古文を鑑賞できる。古文を読解できる。古文を読解できない。
評価項目2文法事項を9割以上理解できる。文法事項を8割以上理解できる。文法事項を7割程度理解できる。文法事項の理解度が6割に満たない。
評価項目3文のリズムを意識しながら適切に音読できる。適切に音読できる。音読ができる。音読できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第2学期開講。
検定教科書を使用し、古文を学習する。
授業の進め方・方法:
教科書本文を読解する。内容理解のためにプリントを配付する。適宜、口頭試問を実施する。
注意点:
①提出物については、厳しく対応する。締切を厳守すること。
②授業中、プリントを配付する。ファイルを準備し、きちんと整理しておくこと。
③ノートの書き方を指示する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
古典文学史①
主要な古典文学作品の概要と文学史の流れを理解することができる。
2週 和歌① 和歌を読み、鑑賞のための基礎知識を習得する。
基礎的な古文文法や古語が理解できる。
修辞法を理解できる。
3週 和歌② 和歌を読み、鑑賞のための基礎知識を習得する。
基礎的な古文文法や古語が理解できる。
修辞法を理解できる。
4週 枕草子① 『枕草子』を読み、古典文学の鑑賞方法を身につける。
基礎的な古文文法や古語が理解できる。
随想及び『枕草子』の基礎知識を習得できる。
作品に関わる人物について理解できる。
5週 枕草子② 『枕草子』を読み、古典文学の鑑賞方法を身につける。
基礎的な古文文法や古語が理解できる。
随想及び『枕草子』の基礎知識を習得できる。
作品に関わる人物について理解できる。
6週 枕草子③ 『枕草子』を読み、古典文学の鑑賞方法を身につける。
基礎的な古文文法や古語が理解できる。
随想及び『枕草子』の基礎知識を習得できる。
作品に関わる人物について理解できる。
7週 説話① 説話を読み、古典文学の鑑賞方法を身につける。
基礎的な古文文法や古語が理解できる。
説話の基礎知識を習得できる。
8週 説話② 説話を読み、古典文学の鑑賞方法を身につける。
基礎的な古文文法や古語が理解できる。
説話の基礎知識を習得できる。
2ndQ
9週 説話③ 説話を読み、古典文学の鑑賞方法を身につける。
基礎的な古文文法や古語が理解できる。
説話の基礎知識を習得できる。
10週 古典文学史② 古典文学の基礎知識を習得できる。
11週 源氏物語① 『源氏物語』を読み、古典文学の鑑賞方法を身につける。
基礎的な古文文法や古語が理解できる。
場面を読解し、味わうことができる。
『源氏物語』の基礎知識を習得し、現代に至るまでの享受の様相を知る。
12週 源氏物語② 『源氏物語』を読み、古典文学の鑑賞方法を身につける。
基礎的な古文文法や古語が理解できる。
場面を読解し、味わうことができる。
『源氏物語』の基礎知識を習得し、現代に至るまでの享受の様相を知る。
13週 源氏物語③ 『源氏物語』を読み、古典文学の鑑賞方法を身につける。
基礎的な古文文法や古語が理解できる。
場面を読解し、味わうことができる。
『源氏物語』の基礎知識を習得し、現代に至るまでの享受の様相を知る。
14週 源氏物語④ 『源氏物語』を読み、古典文学の鑑賞方法を身につける。
基礎的な古文文法や古語が理解できる。
場面を読解し、味わうことができる。
『源氏物語』の基礎知識を習得し、現代に至るまでの享受の様相を知る。
15週 定期試験
16週 試験返却・解説 学習の総まとめをする。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。2
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。2

評価割合

試験レポート小テスト口頭試問合計
総合評価割合7015105100
知識の基本的な理解501010575
思考・推論・創造への適用力1050015
汎用的技能1000010
態度・志向性(人間力)00000
総合的な学習経験と創造的思考力00000